企画元:千国大河【illust/50050950】 こちらも宜しくお願い致します。
♠組織名:ネム=イシス [Nem=Esis] (詳細:novel/5651134)
♠代表:ウルティカ・ユースティカ(Ultica Justica)
ポイント 10pt(強靭:4 知能:0 器用:0 機敏:6 幸運:0)
"銀鎖の仇花"という呪術によって武器と自らの肉体を枷と鎖で繋ぐ戦士の一団。
遥か昔に正義を掲げ魔王の軍勢と対立していた大国「ユースティシア」の末裔たちでもあり、黒豹竜と呼ばれる種族の血を引く。
当時、祖国に属していながら魔王との密約で独立し国交を断絶した「サン・ビランシア公国」に深い怨念を抱き、魔王亡き今は彼らへの復讐を胸に生き続けている。
普段は要人護衛や害獣退治といった依頼を請け負うなど傭兵業のような事をして生活している。依頼の正当性は、問わない。
※金晶鉱についてはこちら【illust/51711373】もご参照下さい。
♠因縁の相手:サン・ビランシア公国/大公キアフレード・アストレアさん【illust/51711373】
――かつて祖国を裏切り独立した公国の現在の大公。5年程前、前大公の時代に襲撃を行うも失敗に終わり、
その地と民を許さない限り公国へ近付く事は叶わない呪いをかけられた。
「何故、何もかも奪われた我らが涙を呑み、怒りを鎮め、受けた屈辱を忘れなければならない!?
それが情けだと!?ふざけるな!!! 己と戦え!逃げるな、卑怯者!!! ……畜生……ッ!!!」
(それ以外の何を糧に生きていけたのか、憎み過ぎて忘れてしまった)
♤(8/4)素敵な絆を結ばせて頂きました。(同盟&婚姻)
グラジオラス/フォルテさん【illust/51711315】
――その一族の力を聞きつけ助力を請い、見返りに武器の譲渡や戦闘技術方面で協力する事を申し出、同盟を結ぶに至る。
国を失い、家族を、友を、仲間を殺され、復讐を糧に生き、しかし仇討ちは果たせない。
何処か似た境遇を持つ彼らを自分たちに重ねる内、政略的な意味合いの強かった関係に少しずつ変化が現れ……
「かつて魔王と相対していた我らが、魔王の配下であった一族の手を取る事になろうとは、皮肉なものだな。
だが、我らには力が必要だ。出自や経歴などこの際構わない。手を組んでくれないだろうか。こちらも協力は惜しまない」
「フォルテ、…殿。貴殿も一族を率いる身だ、貴殿なりのやり方があるのだろうし異を唱えるつもりは無かったが、
いささか対応が甘過ぎるのではないだろうか。ひとたび戦場に出れば、一瞬の判断の遅れで
自らだけでなく周囲の者にまで危険を及ぼす恐れがある。その者にはそれを理解させるべきだ」
「お前も己に、全てを忘れて生きよと言うのか? 先代の、先祖たちの、同胞たちの無念の声を、怒りを、恨みを、憎しみを!
そして何より己自身の不甲斐なさを、己は軽くするつもりはないし忘れるつもりだって……!!
…声を荒げて悪かった。お前に当たるべき事じゃなかった。すまない」
「な、何を言って…組織同士の結束を示す儀式としてその行為が必要ならば協力するが、そうでないなら冗談はよせ。
――己はお前に見合うような女じゃない」
(己には分からない。お前の言った事も、お前に対するこの感情が何なのかも。
互いにそれが益になると踏んだからこそ手を結んだ。必要以上に馴れ合うつもりなんて無かった。…お前だってそうだろう?
――こんな筈じゃなかったんだ。こんなに“同じ”だなんて思いもしなかった。いや、同じなんかじゃなかったな。
お前は己たちが羨ましいと言ったが、それは己たちとて同じ事だ。お前たちは自由で、どこか眩しく思えたから。
差し伸べられたその手を取りそうになる。その優しさに甘えて、その腕の中でだけ、何もかもを忘れてしまいたくなる。
――それは許されない事、なのに)
「正直言って、お前を愛しているのかどうかは分からない。だが、失いたくないとは思っている。
お前が許してくれるなら――フォルテ、これからも傍に居て欲しい」
♠既知関係について(9/1更新)
期を越えた関係も有りとの事なので、ウルティカ個人との間で何かピンとくるものがあればどうぞ。
♠次世代
長男:フォルティカ【illust/52303443】
「……フォルティカの言う通り、己にもお前にも少々無理をさせたようだ。すまない、休憩にしよう」
次男:リベロくん【illust/52303702】
「あ、ありがとう……リベロ。よく気付いたな、そして覚えていたな。…誰に似たんだか」
2015-07-31 15:17:19 +0000