【ただ一つの】リーリオ・イスキェルド・オルグリオ【第5期】

緋眞
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ただ一つの【illust/44307098

✿家族
父親:シネンさん【illust/49227636
「父上、先程母上が探しておられましたよ…。あ、父上しっぽに、いや母上が飛びつこうと…ああ…間に合いませんでしたか…」
「父上、よろしければ鍛練をつけて頂きたく…」
母親:ダフネ・イスキェルド・オルグリオ【illust/49272688
「母上、私はもう童ではないのでそのように撫でられても…いえ…嫌ではありませんが…」
「あまり…その、尻尾をつかまないでください…」
妹:ポネ・イスキェルド・オルグリオさん【illust/49609436
「ポネ…あまり他者を容易に信用してついて行ってはなりませんよ…」
「ああ、また壊してしまったのですか…。父上と母上に知れぬうちになおしてしまいましょう…お貸しなさい」

✿リーリオ・イスキェルド・オルグリオ/男性/26歳/身長:185cm(龍形態時:5m)/一人称:私 二人称:お前
(もう一つの名前:零檀・玉泉丸(ぎょくせんまる))
✿力:134 生命力:35 運:21 (計:190)
✿作品ID:49902170

✿狼面の一族である父と呪炎竜、零檀一鬼の血を引く両親から生まれた青年。
常に寡黙で無表情。本来の性質は穏やかで規律を重視する真面目な青年。過去、母親が災厄により命を奪われかけた事で他者に対して不信気味。里内の者に対しても常に業務的にしか接しない。唯一親族のみ穏やかな本質を見せる。次期長の立場にあるが他者への不信感が強いことから長の仕事も業務的。そこに里の者への情は存在しない。
生まれ持った仮面を装備することで炎混じりの風を操ることができる。
生まれながらにして白檀の香りを纏っている。
血の匂いと戦場を好み、風に乗って届く血の匂いに惹かれて戦場に姿を現すことが多い。
自身の肉体をもって戦う事を良しとしており、龍の力を用いて大地を容易に割る力を見せる。
食事をあまり必要とせず眠っていることが多い。大樹の側や日あたりのいい屋敷の窓辺で眠っている姿を見せる。
もう一つの玉泉丸としての名前は親族のみが知る。他者に呼ばれることを酷く嫌う。
マヤディル族のふわふわしたものに弱い性質は確りと受け継いでおり、無言で尻尾を振りながら見つめていることが多い。

✿スキル
浄炎の導:歌を奏でることで傷や毒、病を癒す炎を召喚することができる。死亡したものを蘇生させることはできない。
炎禍:己の命を代償に使用できる呪いの炎。かけられた者の内側を炎が焼き尽くすが、それによって死に至ることはない。一定まで焼き尽くすと炎は癒しに性質を変え、癒し終わると再び体を苛む炎へと変質する。呪いを受けたものが生きている限り苦痛は続く。
命刈の魔眼:敵の急所が視覚化される魔眼。
武天紅焔剛嵐骸:己の体を武器とする。自身と他者を守る火の粉が散る鋼となり、容易に命を絶つ刃となる。内に秘められた龍の力は容易に大地を割る。仮面を装着時は火の粉混じりの風を纏う。激昂すると骸も残すことなく魂をも燃やす炎を纏い、嵐を起こし天を舞う。

✿種族:呪炎竜【novel/4793982】 
狂一族【illust/47509062】(無限様)
マヤディル族【illust/47557230】(ハチカ様)
零檀一鬼【illust/47480183】(atori様)
狼面の一族【illust/49227636】(Fezes様)

✿素敵なご縁を頂きました✿
音鳴之てふてふさん【illust/49588692

「(尻尾…もふもふ……あぁ、こちらに来てしまった)…別に、用等ありません。…何故着いて来るのですか。離れて下さい」

「…また来たのですか。飽きませんね…お前も…私について回って何が楽しいのやら…(どうせ他者など、信じられるわけもない)」
「…また、ああ、もういいです。好きになさい…」

(理解が出来ない。着いて回られても私は何一つお前の為に動く事等無いのに…本当に、理解できない)

(でも、あの目は 感情を正直に写すあの目は、見ていて不愉快ではない)

(いつの頃からか、彼女の尾を目で追っていた筈が、彼女自身を目で追うようになっていた)

(彼女は嘘をつかない)

(彼女は想いを偽らない)

(それならば――)

「……遅いですよ、てふ」
(信じてみてもいいかもしれない、と思った)

「…玉泉、私の大切な名前です。お前にはこの名で呼ばれたい。…呼んで、私のてふ」

***

 
(侵される)

(災いに身を汚される)

(私が私でないものに変わってしまう)

「…戦場で、刃に、斃れ、る、事も、叶いませんか…」

(嗚呼、てふ、お前を置いていく)

「…あいしてる」

(だから、さよなら)
(お前がこの身に触れないうちに)


***

災禍に侵された体を、竜は己の腕で貫いた。
愛した蝶と子らを残してその身は燃える。

最期に小さく、黒炎は弾けて消えた。

玉泉花(花菖蒲)…花言葉「あなたを信じています」

✿問題等ございましたらメッセージにてご連絡いただければ幸いです。

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2015-04-18 10:44:44 +0000