ただ一つの【illust/44307098】に引き続き参加させていただきます。
4/11更新…
♥4/8♥素敵なご縁いただきました!
海月 綸子さん(illust/49587074)
とても変わった子に出会った
全く喋りも見向きもしない私に、その娘は語りかける
うるさいこですね・・・
「ダマレ」
精霊を介して追い払おうとするけど、上手くはいかない
私が声をたどって振り向くと、とても嬉しそうに話し続ける
何が楽しいんだろう
私なんかに話かけても、私は話すこともできないのですよ?
そう思い、俯いたりそっぽを向いても彼女は一向に口を止めない
「ナニ ナマエ」 貴女のお名前は?
彼女から興味をもたれていたはずが、逆になっていた
精霊を介しての会話が続くようになったが、例のカタコトが災いしなかなか伝わらない
こんなにもどかしいものなど他にあるのかと言う程に歯がゆく、唇を噛む
いつか貴女の姿を拝める日が来るのでしょうか
貴女の名を口にする日は来るのでしょうか
夜、独りになった時間にそんな気持ちばかりが募ってゆく
「貴女の話が聞きた・・・い」 ハッとする
暗くて分からなかった、開けた視界に、父に似た声
呪 い は 解 か れ た
彼女に会いたい
その気持ちが体を動かした
気が付けば彼女の香りをたどっていた
そして、
「綸子・・・っ」
名を呼び、振り返る彼女を抱きとめる
「私の“還る場所”は貴女の元でした・・・私は、貴女を信じたい。・・・綸子、愛してます」
風が、人を信じろと囁いた気がした
私はやっと先の災厄から逃れた
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◆アータル・E・紅土器=S=H=C(エスペランサ=シラージュ=ハーゴウ=シエルバ)=フウガ=シュトゥルムヴィント
零檀の名は「零檀・太白丸(たいはくまる)」
性別:♂
年齢:24
身長:300cm(炎尾) / 188cm(人型)
所属:風の部隊
一人称/二人称:私/貴女(貴方)、名前(呼び捨て)
◆ステータス
Main・戦力:325
Sub・生命力:50
Sub・運:55
◆作品ID:49690901 >>> 末尾「1」
◆スキル
天つ風 疾風如 零ノ呪 生命の硝樹 空の血
◆種族
碧風鷲、零檀一鬼、炎尾、ウサン族、クビハネ族、紅土器、アラクネの一族
風蛾、硝子金魚、空の血、ランタンの精霊、花野鹿族の要素を主に継いでおります。(詳細は両親から参照ください)
◆人物像
こちらを参照ください:novel/5223275
◆家族 ※『』のセリフは龍語。同族以外には「グルル」と唸ってる様に聞こえる
父:【風】テュール(illust/49018577)※故人
『貴方の最後はとても醜いものだった・・・見えずともわかりましたとも。空でも雲のように自由であれ・・・』
母:【風】アリアケさん(illust/48929870)
『貴女は先の災厄で心を痛まれた。今は無理せず、心身をお大事になさってください』
弟:【風】ナツユキくん(illust/49457655)
『あまり無理をしてはいけないよ・・・?こんな性格でも、家族は大事に思っているのです』
◆関係者様
碧風鷲の戦士:オウハちゃん(illust/49691239)
「オウハ、ナニモ・・・シラナイ。ダマレ」
(貴女はまだ幼く、何も知らぬようなもの・・・私と同じ場に立つことができればわかるでしょう。今は耐えてください)
『貴方とは遠縁とはいえ、妹のように思っているのです・・・健やかにあれ』
「私は人を信じたいと望みました。・・・これまでよりも、貴女や一族にも認められるようになるでしょう」
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2015-04-05 18:27:56 +0000