アロワさん、あなたに出逢ったことで、私は初めて自分自身の幸福を知ることが出来たよ。
今までは自分を犠牲に人を癒すことだけが私の生き甲斐だったけど、今となってはアロワさんのチョコレートを…あなたとの日々の幸せを噛みしめることが私の支えとなったの。
人のためになら私は死んでも構わない、物心ついた時からそう思っていた…でも今は違う。心から生きてアロワさんと…子供達と少しでも長く一緒にいたいと願ってる。
…今日も多くの人が災厄で苦しんでいる。隊員の一人として、私は癒しを求めるその人達の元へと行かなきゃいけない。…でも必ず帰ってくるね。アロワさんのチョコレートが食べたいから。
じゃあ、行ってきます。…あ、甘いホットチョコレートを作って待って欲しいな…
全身に水晶を持つ女性は微笑んで、家族に背を向けた。
*
ただ一つの【illust/44307098】に次世代を投稿させていただきます。
◆ユーノ=シュウ=ベルトリオ Yuno=Shuu=Beltrio
部隊:衛
性別:女
年齢:19
一人称:私
二人称:名前+さん、あなた
好きなもの:甘いもの
◆ステータス
Main 守備力:22(5+7+10)
Sub 生命力:7
Sub 運:1
(合計30)
◆作品ID:48277702
※非常に短命であるため、ID判定に関わらず来期では死亡とさせていただきます。
◆家族
父:【衛】トルラーノ=ベルトリオ【illust/47345812】
「お父さんのことはあまりわからない…私が生まれてすぐに死んだらしいから…でも、とても優しい人だったって、お母さんからは聞いてる…」
母:【衛】ユレン=シュウさん【illust/47347500】
「お母さんは…いつも私達を守ってくれた…うん、またすぐに会えるようになるんだろうけど…やっぱり寂しいな…」
兄:【衛】トーラ=シュウ=ベルトリオ【illust/48284348】
「お兄ちゃん、無理しないで…私がもっと頑張るから…」
♥︎素敵な方と巡り逢えました。(1/23)
匠部隊 アロワ=フォンテーヌ・ド・ショコラさん【illust/48256891】
今日も災厄がやってきた。多くの戦士が傷ついた。その傷を癒すため力を使った。酷く疲れた。
そんな重い体を引きずって帰路についていると、ふと戦場に似つかわしくない香りが鼻腔をくすぐった。顔を上げるとそこにはチョコレートと笑顔があった。
「チョコ…くれるの?ありがとう…とても、甘くて、美味しい」
「甘いもの、好きだから…疲れた体に染み渡る…うん、今が凄く幸せ」
「名前…ユーノ。ユーノ=シュウ=ベルトリオ。衛の部隊…よろしく、アロワさん」
「いいの?…アロワさんのチョコ、食べると疲れがとれるだけじゃなくて、なんだか温かい気持ちにもなるから…嬉しい…」
(アロワさんは、私なんかを心配してくれているのかな…他人のための人なんかの、私を…)
「…情けないなんて、思わない。ただ、その…この力じゃなくて私自身を求められたのは、初めてだから…その…何て言えばいいんだろ…」
「私はきっとすぐに死んでしまう。物心ついた時からわかっていた…でも、今初めて生きたいと思った…アロワさんのチョコを…この幸せをずっと噛みしめていたいと思ったの…」
「約束は出来ないけど…私、頑張るね。アロワさんのためにも、子供達のためにも…私のためにも」
「いつまでも、たくさんの人を幸せにしてあげてね」
幸せを作る貴方が大好き。
◆種族・家系について【novel/4899042】
またユーノは闇を封じ込める水晶を右腕に持ち、呪いの影響で見えないところでは右目と舌にも濁った水晶を持っている。
怖がられるために髪や形見のマフラーで隠しており、父親に似て口数は少ない。
◆Skill
闇変換
∟右腕で触れることによって、攻撃で受けた傷や苦痛を闇に変換し封じ込め無かった事に出来るが、普通の闇を封じ込めるより負担は大きい。
ただし、生死に関わる重症を治すことは不可能。
水晶変換
∟取り込んだ闇のエネルギーを身体能力や吸収能力が飛躍的に向上する水晶に変換し、自分の糧とする。
ただしエネルギーに変換した分、全身が水晶に犯されていき、最期には動けなくなり命を落とす。
自己犠牲心
∟父と母譲りの自己犠牲心。能力的にも他人に行使するものではあるが、自らの命すらも厭わない。
◆キャプションとセリフは随時更新していきます。
2015-01-20 08:40:50 +0000