【illust/46838532】「僕と何かお話でもしよう?本がなくなってちょっと退屈なんだ」
ベベルッケ(bebercke)
5月10日(エメラルド/海獣)第一階層【illust/47345688】
男 外見年齢18歳程度 170㎝ かみさまれべる:レベル2(覚醒能力取得)
行動方針:怯える様子もなく森の中を散策。悪魔には一応会話を試みる
使い魔のイチゴウマルは黄緑色になって触手が生えました、多分
命途の縁<尊敬する者>:ファルドさん【illust/48003214】彼は、僕にはないものを持っていた。僕の知らないことを知っていた
気味の悪いほど鬱蒼としている森。会話できる悪魔なんているはずもなく
そこで出会ったのは神様候補の男の子。違うのは、彼にはどこへでも飛べる羽があったこと、逃げることを知っていたことだろうか
似て非なる彼を、自分の持っていないものを持っている彼を、ただただ尊敬し、そして再び口を開きます
「わぁ…君は空を飛べるんだ、羨ましいよ。ねぇ、空を飛ぶってこんなにも気持ちの良いものなんだね
僕のヒレでは空を飛べないけど、君の風切羽では空が飛べる…不思議だね?」
「僕は、愛の話を考え続けていたんだ…例えば、ファルドさんの使い魔の…アルベミさんには愛があるのかな
この森…葉や…幹や…水、土なんかにも…愛はあるのかな…?」
確かに先ほどまで悪魔が目の前にいたはずだ
それなのに今、現在ベベルッケの前に広がっている景色は、一面の大空。雲に触れそうなほど高く、足元には森。
どうやら空を飛んでいるらしい。なぜだろう?と顔をあげると、そこには大きな羽を持った少年が腕を掴んでいたようだ
ベベルッケはその大きな羽を見てこれまでにないくらい興奮しただろう、憧れただろう
思わず感嘆の声をあげた。返事はなかったけれど、ベベルッケは自分の気持ちを伝えられて満足した。
地に戻ってきた頃、少年…もといファルドさんは真剣な目でこちらを見て、問いかけた。何故、悪魔が居たのに逃げなかったのか
それに答える。話し合えるかもしれない、話ができれば何か分かるかもしれない から、と
ファルドさんはそれを聞いた後、言葉に対する返事を深く考え始めていた。
彼との会話はゆっくりではあったが、やはり人と会話することは楽しい。他人との交流の楽しさを再認識していた
暫くしてファルドさんは口を開く。話すことは大事かもしれない、けど、それと同じくらい…それ以上に、逃げることも大切だと思う
その答えは意外だった。逃げるという行為にマイナスなイメージを持っていたが、時に賢い選択となるなんて
ファルドさんは彼の知らないことを知っていた、会話をすればするほど新しい発見が生まれた。
どんな質問でも真剣に考え、自分とは異なる結論を教えてくれるので、ベベルッケは感心するしかなかった
彼らの前に、再び悪魔が立ちふさがる
逃げた方がいいのかな?と一瞬考えみた。けど、今度はファルドさんがいる。今なら、立ち向かえるかもしれない
彼の様な大きな羽があれば…僕に、彼の持っているチカラを分けてください
そう、願った。ベベルッケの手には、小さくはあるが、羽の形をした弓があった
逃げるための羽ではなく、立ち向かうための羽だった
ちらり、とファルドさんの方を見ると、彼もまた形状は違えど弓を持っていた。これなら戦える
二人同時に矢を放つ。それは見事に悪魔に刺さり、倒すことが出来た
「僕にはファルドさんみたいに飛べることはできない、大きな羽もない。けど、道を切り開ける小さく強い羽を手に入れたよ。
あと、色んな話を聞いてくれて、聞かせてくれてありがとう。次に会ったらどんな話を聞かせてくれるのか、楽しみにしてるよ」
泳ぐ、飛ぶ、逃げる、戦う…色々な選択肢、可能性があるんだね 自制心や想像力や根性が上がったような気がした
第一階層での命途の縁:トーフェさん【illust/47958770】第一階層【illust/47365686】理解者/クラゲ
「楽しそうなトーフェさんを見てると僕も楽しくなるよ、だからまた会えるといいな」
<その他>【申請】友好的なものから敵対的なものまで幅広く考えております。推奨ワード≪救出、情報共有、邪魔≫
【他関係】他に素敵な関係がありましたら是非に
【メッセージ】2日以内にはお返事します。フィードで状況発信してます。妄想下手で言葉足らずな部分があります、ご迷惑おかけします
【一言】2期もよろしくお願いします。たまにTwitterでぼそぼそ喋っています
2015-01-03 13:30:37 +0000