【色戦記】サキュリヴァイト【新世代】

香月

「知らない方が幸せ…と、いう言葉もよく聞くものだが、俺はそうは思わない。
 知るためならば、どのようなところにでも赴こう。こんなに美しい世界なのだから…狭い視野で見るのは、勿体なすぎる。
 ……この花の血が、俺に世界を知れと囁いている気がするんだよ。」
「ここで野垂れ死ぬのと、俺の施しを受けその傷を癒すのと……どちらが最善か、お前にもわかるだろう?
 なぁに、俺のことなど気にしなくてもいい。花は枯れて、地に落ちて…そうして命は巡る。
 俺の花を…命を、お前に託そう。どのような道を選んでも俺は怒りはしないさ。」

◆サキュリヴァイト・ベルクォート・パスクレアール
 別名:忠餅(ただもち)
 性別:男 年齢:27歳 身長:187㎝ 所属:キジャニキビチ
 ステータス[P:3/M:95(《父44+母45》+6)/A:1]

◆血縁
 父:義餅【illust/43713402
「…幼い俺にはあの背はとても広く、大きく見えたよ。
 多くを語る人ではなかったが…我ら一族を守るという意思は本物だった。あの頃は俺も小さかったが、それだけは解っていたよ。」
 母:エウリュディアン・ベルクォート【illust/43559661
「俺達兄弟は貴女の望みを叶えることはできない。あの手紙を読んだときは信餅と共に笑ってしまったよ。
 貴女は父を愛し、俺達兄弟も愛してくれたではないか……その事実さえあれば、いいんだよ…母上。」
 双子の弟:信餅【illust/47696772
「後ほど編集します」

陰喰ゐ鬼の頭領と花の血を引く母との間に生まれた子。
母は父のその身を焼く幻火に飛び込み、共に絶命した。母は大分前から父と共に最期を迎えるということは
心に決めており、一族の者に「忠餅と信餅が大きくなった頃にでも渡してください」と言い、
子を捨て置き消える母を恨め、精一杯生きろといった内容の手紙を託した。
成長し、その手紙を手渡された彼はふ…と笑い、手紙は双子の片割れに託して
母が絶命したときに残した種子を緑の大地に還し、そして…世界を見るべく何も告げずに家を出た。

細かいことをあまり気に留めない、おおらかかつマイペースな性格の男。
人のことを責めることはなく、あくまで優しく接するといった人格者ではあるが
どこか押しに強く強引な一面も見え隠れしている。
普段は様々な地を巡り、見聞を広めるための旅をしている。
家を出た身ではあるが、一族を守りたいという気持ちは本物。
しかし、双子の片割れを信頼しているが故にあまり家には戻らないが、たまに顔を出すことも。
身体に咲いている花は曼珠沙華。フロルツェ特有の生命を他者に受け渡す能力も健在で、母と同じくその能力を進んで使っている。
そのうえ、幻火に身を焼かれているため残された時間は少ないと思われる。
彼の扱う幻火の火の粉が地に落つると色鮮やかな花が咲く。
また、幻術と氷魔法を合わせて使うことでとても良い香りのする氷の花(幻花)を作り出すことができ
それを用いて敵を誘き出し陰喰ゐの一族に害なす者を捌く。
血肉を啜ることでその命を伸ばすことが可能ではあるが、自分の欲のためにそういった他者を
傷つけることをしたくないという想いから唯一の延命手段を使わずにいる。

新世代としての投稿です。この投稿を持ちまして、色戦記への投稿は最後となります。
ここまでフロルツェの血を繋げることができたのは、皆さまのおかげです。本当にありがとうございました!

何か問題等御座いましたらご一報ください。

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2014-12-28 15:32:59 +0000