【六花奇譚】末幸【第4期】

Kaz
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六花奇譚illust/41660556】第4期もお邪魔します!どうぞよろしくお願いします。

末幸〔マツユキ〕
♂/177cm/22歳/紅玉ノ国・魔術師 一人称:俺 二人称:君/カードポイント:110 ジョブレベル:27
家族
 父:陸澄【illust/45193013紅玉/魔術師/CP50/JL9
 母:ハニィラッテ・オードニー【illust/45107740蒼玉/僧侶/CP50/JL9
 妹:ソウビ【illust/45874880紅玉/魔術師/CP110/JL27
   「懐かしいなあ…ソウビがまだ今よりもずっと小さい時から、こうして物語を聞かせてたんだ。
    寂しくて眠れない夜も、悲しい事があった日も。俺は君を泣き止ませようと必死だった…今は大丈夫かな?」

スキル
心眼:天命〔シンガン:テンメイ〕:そのものが真に思っている願いや強い感情を視ることが出来る眼目。参考→【illust/44450171
             また、魂を色や形で視認することでぼんやりと相手の死期を見ることもできる。
盲目愛〔モウモクアイ〕:心から愛した人には自身の眼の力が発揮されず、幻術も効きづらくなる。
魂喰みの器〔タマハミノウツワ〕:吸魂鏡【illust/43818707】の力をわずかに備えた硝子瓶の心臓。やはり割れれば死に至る。
            死者の魂を吸い直接喰らうことで、魔力の代わりに足りない生命力を補う。
            魂を吸わねば生き永らえず、魂を吸うほど精神の崩壊が近付く。

その他
イヴァンジェトとして持って生まれた硝子瓶は、赤い血の結晶のようなぴかぴかの薬瓶。
細かな亀裂がいくつも入って外の光を映し、何が入ってるのか何も入っていないのか、中は見えない。
〔硝子の器〕イヴァンジェトについて【illust/43827965
両親の記憶は曖昧だがとても仲が良かったことと、冬の終わり・待雪草の花が咲く頃に生まれたため、
花が好きだった母に名付けられたことは覚えている。特技は調剤と現実逃避で、好きな人は甘やかしたいタイプ。
紅玉の医療団体:Solmedicusnovel/3988474】そっとお邪魔させて頂きます…!たまに薬を届けたり顔を出します。

精神の崩壊を予測していた心優しい父は子供達を案じ、生まれたばかりの妹とまだ幼い兄の二人を予め小さな教会に預け、母と共に姿を消した。狂うより先に死を選んだ父を約束通り看取った母は、彼から最初で最後に「不幸」を奪い己の瓶の毒薬で命を絶ったという話。かつて牧師様から聞いた両親の心中という最期を悩んだ末に妹に伝えた時、心を深く傷付けたのを「視た」ことが忘れられず、必ずしも真実が心を救うとは限らないと知る。人を傷付けるくらいなら事実も隠したり偽る方がましで、優しいお伽話を好んで語る。

寄り添い幸せにしてあげたいお嫁さん
ミラさん【illust/45732199
ミラさんの拒絶の奥に、深い孤独感を視取った末幸は、どこか放っておけない彼女の心を少しでも救いたくて
傍に寄り添ううち、彼女が自分ととてもよく似ていることを知っていきます。
気付いた時には近付きすぎて、もう目の前にいるままの彼女しか見えなくなってしまいました。

「音がしない?うん、俺の心臓はここにないからね。からっぽなんだ…え!生きてる生きてる、
 大丈夫だよっまだ生きてるからね!信じられない?ま、参ったな…あは…ちょっと傷付く…」

「心が溢れて壊れてしまわないように、濁ってしまわないように水で流すんだよ
 だからいいんだ いくら泣いたって。だって君の心はこんなにも透き通って、儚くて尊い」
 
「それは…ミラも俺と同じ気持ちって自惚れてもいいのかな。もう俺達きっと離れたら死んでしまうね
 怖いことのはずなのに幸せで…なんだか泣けてきた…ぐすっ 俺も、大好きだよ」


「何も信じなくたっていい。だけどそれで救われるなら何を信じたっていい。そういうものだよ
 皆それなりに自分に優しい世界を夢見て生きていて、俺達はそれがお互いだっただけ
 君を傷付ける世界なら逃げてしまおう。醒めない夢を見て、俺と一緒に幸せになろう。それが唯一の…」

 (こんな俺と君の世界のハッピーエンドだって、俺は思うんだ)

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2014-09-04 19:30:42 +0000