【六花奇譚】レダルスティア【第3期】

ゆきや@プロフ更新
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※一枚目カードシートと二枚目キャラクターシートの名前が違っていたため、二枚目キャラクターシートの「レダルスティア」に統一させて頂きます。
大変申し訳ございませんでした※
 

素敵企画元様【illust/41660556
 

 
「蒼玉ノ国にいらっしゃい!!ここは祈りの国だって知ってる?あなたは何を祈りに来たの?よかったら……あっ、ごめんね…なさい、初対面なのに色々話しかけちゃって…!私の事はレダって呼んでね…ください!」
「黒曜ノ国と、琥珀ノ国ね…色々と調べて知識だけはあるけど、それでも私の想像上のものにすぎないから…いつかちゃんと現場を見てみたいのよ。亡国の民がもたらした恩恵…それらに触れると、一端を知れた気がしてとても幸せな気持ちになれるの」

「呪いを巡るこの戦争…生きるための戦いとはいえ、犠牲になるものがあまりにも多すぎるわ。元々いがみ合ってなんかいなかったのに、誰かの大切な人を殺し合って、わざわざ憎しみへと向かわせる…呪いの正体って、何なのかしらね。夥しい数の犠牲の上に、本当の幸せはあるのかしら」
 
  
名前:レダルスティア・テウ・サフェイロ 性別:女性
年齢:14歳 身長:156センチ
使用武器:杖・水魔法
一人称:わたし(たまにぼく) ニ人称:きみ、あなた、呼び捨て、~さん等

所属国:蒼玉の国 ジョブ:魔術師
【カードポイント:95 ジョブレベル:27】


父:イオーシス・テウさん 所属国:天藍 ジョブ:戦士 カードポイント:20 ジョブレベル:3
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「おとうさま!おとうさま!!今日はね、城下町でたくさん人助けをしてきたのよ。おとうさまの『誰でも困った人に手を差し伸べる』姿勢はとても素敵だと思ってるし、小さい頃からの憧れだったから私も……あっ、ごめんなさい…照れさせちゃった?」
母:セラティト・サフェイロ 所属国:蒼玉 ジョブ:魔術師 カードポイント:65 ジョブレベル:12
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「おかあさまも昔は、国内中を飛び回って家臣に心配をかけてたんでしょう?だからきっと、今度はおかあさまが心配する番になったのよ!…な、なーんて…冗談よ…そんなに怖い顔しないでってば!!」
姉:レトナティオ・テウ・サフェイロさん 所属国:蒼玉 ジョブ:戦士 カードポイント:95 ジョブレベル:18
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「…ん、お姉ちゃん…もしかして、また体調崩してない?…お姉ちゃんのそういう、すごく頑張り屋さんな所は好きだけど…私だって、お姉ちゃんの事心配してるんだから!いつも傍にはいられないけど…私も何処にいても、お姉ちゃんの無事を祈ってるからね。…ちゃんとお義兄さんにも甘えなきゃだめだよ?なぁんて、余計な御世話だね…ふふっ」

 
*種族の歴史 詳しくは母(上記リンク)と祖母【illust/43818141】の種族説明欄をご覧ください。
レダルスティアは14歳(現在)で継承の儀を行い役目を継いだ。
別種族の血が混じった為、飲食や睡眠はとろうと思えばとる事の出来る身体だが、特に必要とはしていない。
近年呪いの影響かあらゆる水場が次々と枯れており、一族の数は減る一方。
同種族間でも交流を持たない種族だったが、30年ほど前に祖母ユリアと母セラティトの働きかけでようやく一致団結し、今ではレダルスティアと共に蒼玉ノ国と自分達の住処、水辺周辺の環境をを守るための情報収集活動をしている。
 
 
*性格
偽玉水族の血を引く兎の亜人の父と、蒼玉王の血を引く水脈の守り手の母の間に誕生。療養中の母に代わり、湖の守護と水辺周辺の環境改善、情報収集を担当。
父に似て誰とでもすぐに打ち解けられる、明るく前向きな性格。
国外に行く時は黙って出て行ってなかなか帰ってこない事も多いが、持ち前の強運故、危ない目にあっても何とか回避している。
所属国や種族などで差別をせず、誰でも困っている人には半ば強引に手を差し伸べる。時にはお節介出会ったり痛い目を見る事もあるが、なかなか懲りない。
また知識欲が旺盛で、本などから得た知識が本当かどうか確かめたいという思いから、諜報員のような活動もしている。
本人は趣味だと言っているが、手に入れる情報の正確性はある程度信頼を得ていて、頼まれて情報提供する事も。
しかし、戦争や戦い自体にあまり積極的ではなく、他国と平和な関係を築く日が来ることを望んでいるため、自国に有利な情報でも場合によっては報告しない。
主に母譲りの水魔法で戦いに挑むが、父譲りの足の機甲から水を噴射し、勢いをつけた蹴り技も使える。
水との縁が更に強くなったため、水中呼吸が可能になっている。

*スキル

【水脈の守り手】自分の守護している湖以外に、水脈ともシンクロして意志疎通を図る事が出来る。
また、水脈に意識を向け、辿って行った先にある水場の周辺環境について知る事が出来る。
父方から水の守護の力を受け継いだため、水場や水脈が穢れても精神状態や体調が崩れる事はないが、守護している湖が枯れてしまえば命を落とす。

【蒼光聖水】水に聖なる力をのせ、杖によって水を操り、味方や敵に向けて飛ばす。
味方には回復効果をもたらすが、敵にはダメージを与える事が出来る。
聖なる力をのせた水は若干蒼い光を帯びている。

【冒険心】外の世界へと足を運ぶ原動力
 
 
*婚姻について
8/15 素敵なご縁を頂けました!
蒼玉ノ国・研究員 ケリーベル・エーイオ・クラトリトマさんillust/45313390
「…れ、レディ…?運命の人…?口説く……!?な、何言ってるのか分からないわ…!初対面の相手に向かって、いきなりこんなこと言う人を信じろって方が難しいわよ!!」
「だっ、だからっ…その呼び名、やめてって言ったでしょう!?そっ、その、スラスラ出てくるお世辞の言葉だって、わたしにはきかないんだからねっ!…怒った顔も可愛い?…もーっ!!からかうのもいい加減にしてよ!!」
「ケ、ケリーベル…あ、あの…さっきのはわたしが悪かったのよ…だから、その…怒ってくれるのは嬉しいんだけど、あなたの寿命を削ってまで、そんなことしないで欲しいわ…し、心配なんてしてないわよ!」
 
「…ごめんなさい、ケリーベル…わたし、あなたにたくさん謝らないといけないわね…わたしはまだ子供だし…遊ばれてるんじゃないかって怖くて、逃げ出そうとした事もあったの。あなたの本当の気持ちとも…自分の本心とも、ちゃんと向き合ってこなかったわ。でもね、あなたの言葉を信じられなかった時も…どうしようもなく、あなたに惹かれてしまう自分がいて…離れようと思っても止められなかったから。それこそ、魅了の魔法にかけられているみたいに…。でも、漸くわかったわ。あなたの気持ちも、わたしの気持ちも本物なのね。それならきっと、その先にあるのは永遠…かも、ね!」
 
 

――――――蒼玉ノ国が滅びる運命にある事を、彼女は少し前から察知していた。
悪化する戦況、歪んだ祈り、仲間達から届く数々の不幸な報せ。
水脈の穢れは徐々に水場を穢し、水場と共に水脈の一族も次々と姿を消していく。
「この国は助からない」
それは、自らの命も潰える事を意味していた。

敗戦の一報が届いてから、いくばくかの時が経った。
多くの者達は逃げ果せ、残されたものが蒼い砂に染められていく中、
彼女は彼の元を訪れていた。
愛するもの達は出来る限りの手を尽くし、安全な場所へ避難するのを見届けた。
だが、彼だけは…出来る限り長く一緒にいたいと、自らが死ぬ運命にある事を秘密にし、最後に真実を告げ、救おうと考えていたのだ。
 
 
「…あなたに、言わなくちゃならない事があるの。…わたしは…」
 
 
しかし、既に絶望に囚われ壊れてしまった彼の耳に、その言葉は届く事はなかった。


**************************
 

彼女は夢の中にいた。
豊かな水を湛えた美しい湖、涼やかな花の香りを含んだ風が頬を撫でる。
隣には愛する人がいて、腕の中には小さな愛の結晶。
幸せに満ち溢れた光景の中、彼女は輝く太陽のように微笑んだ。
 

「…わたしと一緒にならなければ、ケリーだけでも助かったのかな…なんて、馬鹿な事考えちゃうけど……でも、わたし達は永遠に一緒だって、約束したものね…。…わたしとあなたは、お互いに結ばれるべき運命の相手。…ならきっと、これがわたし達にとってのハッピーエンドで、永遠なのね。…あなたが傍にいるせいかしら、なんだか胸が温かくて…何も恐れを感じないの。…これからも、ずっと一緒よ?」
 

温かな彼の腕の中で、彼女は眠るように息を引き取った。
その肉体は一瞬水へと変化したが、瞬く間に蒼い砂粒に変わり、
色とりどりの砂粒になった彼と共に、蒼い砂漠の中へと溶けていった。
 
彼女の最期の想いが届いたのかどうかは、誰にも分からない。

 
 
 

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※キャプション編集中

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2014-08-10 10:26:44 +0000