こちらの企画【illust/41660556】に今期も参加せていただきます。
◇エメット・キュクレウス
琥珀の国/カードポイント20/ジョブレベル3
種族:人間
性別:女
職業:魔物使い
年齢:18
父親:サクリ・オプファー【illust/43900769】
「お父ちゃんお父ちゃん、お父ちゃんの生まれた国ってどんなところだったの?」
「それは私も気になるわ。是非お聞かせ願えない?」
母親:ナンナ・キュクレウス【illust/43820036】
「なに?わたしの顔になんかついてる? ん?レイラさん、だっけ、それ思い出すの?んー、失礼ねっ!」
(私もいつか消えてしまうのかもね、嫌だわ)
兄:リフィス・オプファー・キュクレウス【illust/44423993】
「んー、遠慮なく生贄にしろなんて難しいと思うけどな。私は兄ちゃんを生贄にはできないよ」
「珍しいわね、エメットが真面目なこと言ってるわ。明日は雨でも降るかしら」
ドッペルゲンガーを生み出す一族の末裔。
生贄の宿命を背負った父親の血も引いているため、自分以外の誰かが関係しなければ死ぬことができないがそこまで重く捉えてない。
自称「名探偵」。脳筋で幼いころから走り回ってた為、体力が半端ない。
ドッペルゲンガーの名前はティーレ。
エメットとは反対にインドア派で賢く冷静。
ティーレは家でひたすら読書をしていたいが、擬態していない姿が嫌いなので一定の距離から離れることはない。
◇ドッペルゲンガーについて
・はじめて寂しさを感じた時に生まれ、心から自分だけでも大丈夫だと思ったとき消えていく魔物
・生み出した本人の姿をコピーするためそっくり。しかし眼の色が違ったりと多少の差異はある。
・性格は本人と正反対であることが多い
・怪力で強力な魔物。身体能力は人間の十倍以上ともいわれる。魔力はほとんどない。
・本人と一定の距離が離れると、外見のコピーができなくなり醜く実態のない姿に戻ってしまう。離れて行動できる距離には個体差がある。
・普段は最大の理解者であるが、本人が死にたい、消えたいと思った時殺しにかかり、その存在を乗っ取ってしまうとか。
◇Skill
【代行共鳴】
父から受け継いだ【代行】と母から受け継いだ【共鳴】が合わさった技。
ティーレの「擬態した相手の身体能力を数倍する」と能力の「身体能力を数倍する」というものだけを代行しつつ、共鳴によりティーレも同じ状態にする。そうすることでエメットの身体能力を普段の約5倍に底上げする、ぶっちゃけ身体強化術。ちなみにティーレの身体能力はエメットとおなじになってしまうので普段より下がる。
色々と無茶しているのでエメットの身体に負担がかかる上、短時間しか続かない。さらに痛覚も共有してしまうのでデメリットは多い。
【迷探偵】
事件の匂いだ!困ったら拳で解決!オールオッケー!
【生贄の宿命】
他人や国の為に命を使う事を定められた者。オプファー家の血筋に現れる体質。その血を引くエメットにもその体質があらわれた。
国の為に殉職したり、他殺や身代わり等、自分以外の誰かが関係する要素で死亡する。
自発的な病や自害で死ぬ事が出来ず、昏睡している間に復活してしまう。
◇素敵なお相手さんに出会えました
天藍の国 アレルヤ・Eさん【illust/44650641】
「巷で噂の男装の麗人ってきいて訪ねてみたけどさ、あんた、ほんと性別わからないわね、男?マジ?」
「エメットその言い方、アレルヤさんに失礼って気づかない?」
「うん、それ私も今気づいた」
「大丈夫、怪我したってアレルヤが治してくれるから。あんたがいるから私はどこまでもいける。そういうの放っておけない人っていうの、私はよく知ってるもん」
「アレルヤは老いるのが遅いんだね? あはは...私のが先におばあちゃんになっちゃうね。でもあんたを置いて死んじゃうなんてこと多分ないとおもう。だけど私がもし、もしものもしもで死ぬときはアレルヤのために死んじゃうかもしれない。そういうカラダだから」
◇既知関係◯婚姻について
・国、職業は問いません。相性の良い方を、と思います。
◯既知関係などについて
・親戚、幼なじみ、同僚・同業者など幅広く募集中です
・お気軽にメッセージくださいませ
◇その他問題等ございましたら連絡お願い致します
「琥珀の、国が?」
エメットが琥珀の国の滅亡を知ったのは、例の事件から2日経ってからだった。
「お母ちゃんは? お父ちゃんは? 兄ちゃんは? 行かなきゃならない・・・、助けられるのは私だけなんだ・・・」
ティーレが消えて、無力なただの人間となってしまった自分にどうにかする術はないということはわかっていた。周囲の制止を振りきって、単身で天藍の国を出た瞬間。
どうしようもない心臓の痛みが走った。
呼吸が辛く、何も動けない。
その原因がわかるのに時間はかからない。
「ははは、これが、呪いってか」
おそらく自分は天藍の国から離れることはできないのだろう。
本当に何もできない、駆けつけることすら、祖国の弔うことすらできないなんて。
2014-06-30 16:04:53 +0000