六花奇譚(illust/41660556)に引き続き参加させて頂きます!
キャラクター名:リフィス=オプファー=キュクレウス
カードポイント:5+5+10=20
ジョブレベル:1+1×2=3
所属:琥珀ノ国
ジョブ:魔物使い
【家族構成】
◆父:サクリ=オプファー(illust/43900769)
所属国:天藍ノ国/カードポイント:5/ジョブ:魔術師(レベル:1)
「父様、僕はオプファーの血を誇りに思ってる。なのに何故複雑な顔を?」
◆母:ナンナ=キュクレウス(illust/43820036)
所属国:琥珀ノ国/カードポイント:5/ジョブ:魔物使い(レベル:1)
「母様、買い物? ねぇ、今日はオムライスがいいなぁ…」
◆妹:エメット(illust/44426670)
所属国:琥珀ノ国/カードポイント:20/ジョブ:魔物使い(レベル:3)
「どうやらティーレは浮かない顔しているけど、またご主人暴走しちゃったの? ふふ、エメットは元気過ぎるくらいが良いんだよ」
【オプファー家】
他人の意志や運命を無視して死ぬことを許されない一族。
ごく少数から成る家系で、本家は天藍ノ国にある。
本能的に自己犠牲へと走る傾向にあり、長命の一族にも関わらず若くして亡くなる事が多い。
【スキル】
●生贄の宿命:他人や国の為に命を使う事を定められた者。オプファー家の血筋に現れる体質。
国の為に殉職したり、他殺や身代わり等、自分以外の誰かが関係する要素で死亡する。
自発的な病や自害で死ぬ事が出来ず、昏睡している間に復活してしまう。
●使役:魔物・ナノに命令をする力。
代行と組み合わせ、ナノに魔法を使わせる事も可能になった。
●代行:近くに居る人の魔法やスキルを拝借し、自分の魔力を用いて一時的に実行する。
但し設定されているリスクも受け、効果は本家より劣化する。
【素敵なお嫁さんを頂きました!】
●ソフィーネさん(illust/44538821)
「異国のお嬢様、どうかなさいましたか? おや…ナノが珍しいのですか?」
「そんな顔をしないで下さい。守って死ぬのは僕の誇りですから」
「僕は貴女が好きな、普通の歌を聴きたいな。戦いのソレよりも、楽しそうな貴女の歌声を、これからも側で沢山聴いていたいからね」
「ねぇソフィーネ…もし貴女が生きる為に、僕は宿命に従いたいと言ったら…貴女はどんな顔をする? 僕は貴女に嫌われるよりも、貴女が消えてしまった世界の方がずっと怖いんだ…」
【婚姻や既知関係について】
国や職業、種族は問いません。
正統派は勿論、生贄として使役する為の婚姻や既知も美味しいです。
素敵なご縁を頂けると嬉しいです。
問題等ございましたらメッセを頂けると幸いです。
当日返信を心がけておりますが、最長三日程お時間を頂く場合がございます…
それは誰もが心踊る日の筈だった。
僕と同じく、いや誰よりも魔物と心を通わせる琥珀王の継承式…この日ばかりは戦争を忘れても許されるのではと思う程、今日の琥珀ノ国は平和なものだった…筈だ。
何処かで、自分達は大丈夫だと。好きなように生き、愛するものの為に命を使えると信じていた。
選べる物だと、信じていた。
それを傲慢か、或いは自惚れか…僕の目を覚まさせるかのように、目の前で父様は倒れている。
まるで諦めたような笑みを湛えながら、絶命していた。
影の中でナノが唸っている。まるで警告ともとれるソレに、僕は弾かれたように走り出す…
国中が、魔物の故郷あるかのように塗り替えられていく中を走り抜け、僕は最も愛する彼女達の元へ向かっている。
しかし突然、脚が締め付けられ、僕は無様に悲鳴の町中で転んでしまう。
「…っ…ナノ…!?」
周りに蠢く魔物達と同様に、ナノまでもが暴走を始めていると知る頃には、その軟体に恐ろしい程の力で身体を締め上げられた。
あぁ…君も、この理からは外れられないんだね…
僕がオプファー家の血に従うように、ナノもまた魔物の理に逆らえない。
僕達は似てしまうから。そういう宿命で僕から君が生まれるのだから。
なら、どうして僕だけ逆らえよう。
本当はね、まだまだ死にたくない。
彼女と沢山生きると約束した。愛しい子供が巣立つのを見守ると誓った。
これは…オプファーの血に拘って、家族達を傷つけて来た罰なのだろう。
それに君を巻き込んでしまって、ごめんね。
ナノの苦しそうな悲鳴を最後に、僕の世界は赤く塗り潰され、全てが終わった。
「……と…さま…」
…探しに来てくれたんだ?
でも、此処はもう危ないよ…さぁ、家族を連れて逃げるんだ、×××?
※主とも呼べる琥珀ノ国と運命を共にさせて頂きます…よって、来期は故人となります。
2014-06-30 15:00:21 +0000