「「隆盛と憔悴の双璧に定められし命の道程。心せよ、どちらに触れても死の側面であることを」」
病疫の双子狼
ものの死に至る『状態』を司る双子の狼の兄弟。便宜上兄弟だが、厳密な性別は存在しない。
基本的に実体というものがない幽霊のような存在で、物理的影響力を必要とする場合は、彼らの『病』に感染した人の身体を操り遣う。本来ならばキャリアを根絶やしにしない限り倒せないというやっかいな存在だが、現在は召喚主であるアルヘイトの影響で砂糖で出来たものにしか感染ることができない。
今生の本体はカトルカール【illust/42001704】にある少女のソフビ人形(が砂糖に置換したもの)。
状態を起こす発生源というよりも症状そのものが意思ある形を持っているモノであるため、正反対の性質を持つ互いが接触することで病状を抑え合っている。繋いでいる手を離すとアウトブレイクが起こる。
アルヘイトが持つほぼ唯一の攻撃手段である使い魔だが、アルヘイトが主人なわけではない。
←《灼疫》プロメテウス 年齢:-/種族:妖精的なもの/性別:可変(宿主により変わる)/身長:不定/毛並み:ツヤツヤ/一人称:俺
上昇と増殖と過活動の病状を担当する炎の病狼。火傷や発熱、高血圧にしたり、細胞を過剰分裂させることが出来る。彼らの特性として最終的に死に至る『病変』を操るが、程度を操作すれば医療として用いることも可能。
気性のオンオフが激しい博愛主義者。燃やすものは差別しないとも言う。
彼岸花を模した杖の中心にある宝玉の青い光はチェレンコフ光なので、目に水分の無いゴーレムなどはその光を目視できない。
→《凍疫》コキュートス 年齢:-/種族:妖精的なもの/性別:可変(宿主により変わる)/身長:不定/毛並み:フサフサ/一人称:私
低下と減少と沈静止の病状を担当する氷の病狼。凍傷や倦怠、低血圧にしたり、体気を停滞停止させることが出来る。彼らの特性として最終的に死に至る『病変』を操るが、程度を操作すれば医療として用いることも可能。
だいたい誰に対しても厳しい現実主義者。自身が停止の終着点であるからこそ、ひときわ輝く活発なものをこよなく愛する。
蒲公英を模した杖の中心にある宝玉からは触れたものを凍らせる種の付いた綿毛が無限に湧き出す。
■完全に運用を間違っているアルヘイト【illust/41978784】の使い魔です。
明らかに回復に使ったほうがいい仕事をしてくれるでしょう。
2014-04-15 14:44:33 +0000