■こちらの企画に参加しています。【illust/39939230】
「これが私の務めですから」
「さあ、貴方も共に祈りを捧げてください…」
<アンヘルヴィーカ> 24歳 178cm
・西の空に浮かぶ凶星が不意に揺らいだ晩、寺院の裏門に捨てられた子供。
・託宣では国の信仰の対象でもある星の巡りに祈ることによって魔王の厄災から安寧へと人々を導くとされる。
・幼子の頃から寺院の奥深くで育てられたため、自身が不死であることは知らない。
・性善説に則り日々善行の素晴らしさを説く。綺麗ごとしか知らず、語らず、またそうあることが寺院から課せられた役目でもある。
<世界観>
・電気などのないファンタジー寄りの世界です。
・人々は太陽や月、星などを信仰しており、寺院や僧侶をそれなりに敬っているようです。
・何か悪いことがあると塔を立てて神頼みならぬ空頼みをします。
◆◇◆
穏やかだった世界にひたひたと魔王の災厄が迫り始めると、王都ばかりではなくあちこちに天を目指して伸びる尖塔が立ち始める。
この世界の信仰の対象は空であり、星であり、夜ごと日ごとに天を廻る月と太陽であるから、それらに少しでも近付き、慈悲深い救いの手を引き寄せようとしてのことであったのだろう。
もしくはやがて来る滅びの日を予感してのことだったのか。
アンヘルヴィーカもまた自身のするべきことが何であるのかを知る。
大僧正より与えられた救いの杖《その両端は白み始めた朝の闇、深く沈む夜の闇の色を写し取っていた》を手に持って祈りを捧げると人々を蝕む災いの根が緩やかに解れ、床を打ち鳴らす度に僅か、世界が明るい色を取り戻す。
そうして救いの子として一日、また一日を過ごし……。
――――やがて祈りの塔が枯れ落ちるときがくる。
空に手を伸ばす塔の高さは、助けを求める人々の数。
声が尽き、災いの前に力なく倒れれば、塔もまたその役目を失って地に還る。
寺院の奥深く、先読みの器に映した月が紫紺に染まり二つに千切れた晩、アンヘルヴィーカは一人王都をあとにしたのであった。
◆◇◆
<宿命のご縁について>
魔王さまをお迎えしました(12/14)
ディスペアさん【illust/40233413】
(セリフ後程)よい宿縁に恵まれれば嬉しいです。
中の人はBLでもNLでもだいたいなんでも食べられますので、展開や関係性のレーティングはお相手様の中の方の年齢や趣味嗜好に合わせようかと思っています。
ガチバトル(物理)はちょっと荷が重いかも、じわじわ削りあって湿原に沈むように共に滅んでくださる魔王さまに会えるといいのかも知れません。
あっ、でも悪堕ちルートならあるいは、
バッドエンドもハッピーエンドもメリバもおいしいですもぐもぐ。
上の方には色々書いてはみましたが、世界観などもだいぶ曖昧なのでいい感じに擦り合わせて行ければと思っております…。
ツイッターはいたりいなかったりしますが関係成立後の相談などはそちらでも、メッセでも。
(追記)
・魔王さまとエンカウントしたときの年齢が24歳くらいの気持ちです。
■素敵な素材をお借りしました。
【illust/20132776】【illust/36827631】【illust/23798247】
※なにか問題などがあれば各種ツールよりご一報ください。
2013-12-01 00:45:58 +0000