あずこ「力の強さは、心の強さだ。 ―お前は私に何を魅せる？」
◆濡れ羽の澪＜ミオ＞
１７歳/女/騎士団/１５８㎝/体術と大鉄扇を使う
一人称：私、澪 二人称：お前、呼び捨て
戦闘民族ルク族【illust/35783586】と烏天狗の頭領の娘。紫国で育った。
憧れの姉より力が弱いせいか、修行に打ち込みすぎたら武道バカ一代に。
短期決戦を得意とし、長期戦が苦手。父や姉より羽が小さいのがコンプレックス。
父母の影響か、倒してくれる相手＝結婚相手だと思っており、最強の嫁になるべく武者修行の旅に出た｡
烏天狗の頭領である父の元で男ばかりに囲まれたせいか、ずれているところがある。
見かけによらず花が好き｡まだ恋愛色恋には疎く、こう見えて一途な性格。
ポンチョ型の上着の下は袴。和装男装寄りは父上リスペクト。
母 ミア【illust/35783586】「母上、もっと前方をよく見て下さい！」
父 唐草【illust/35807054】 「父上の羽は私の誇りです、高く飛べずとも追いついてみせます」
姉 ミナ【illust/36267767】「私もいつか、姉上のように強き乙女に…！」
◆スキル説明
強気：どんな姿の相手にも物怖じしない。押して駄目ならもっと押せ！
風食み：風の流れを可視化し、自在に操る能力。射程内の味方全体の移動速度をアップさせる。
体術：足技を中心に身軽に動き回る。木の上もお手の物。
ステータス：HP:6/力:16/魔力:7/回復:1/守備:0/魔防:0（父10＋母10+10=30)
◆とっても素敵な旦那さま ガーマさん【illust/36476716】
「あの龍を仕留めたらいいのか？わかった、半刻程待っていろ！！！」
「ガーマの側は、懐かしい匂いがする。陽と柔らかな熱砂の匂いだ。その…とても愛おしく思う。」
◆既知関係
姉の旦那さんであるラディウスさん【illust/36504879】
「私も家族が増えて嬉しいよ、なあ義兄殿。家族…か…。もう何も失いたくないものだな。」
「え、ええい！どういう意味だそれは…まさか小さ…！ま、まあ似ていると言われて…嬉しくない訳ではない…」
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「この戦が終わったとしたら、」
「ガーマ、花をくれないか」
「ひとつだけでいい、ほかには もう いらない。」
「女々しいと笑うと思って、言えなかった。いけないな、人は傷つくと強欲になる。」
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自嘲するように、ふざけるように小さく笑った。
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腹と羽をいくつか打ち抜かれ落下した、そこまでは覚えている。
血反吐の中で何度目の前が暗転したかわからず、それでも戦おうとする体を攫ったのは金翅だった。
「ガルミーヤは、大丈夫だろう。しなやかに強い。お前とルクの血を継ぐ子だ。
アムリは、泣いてしまうだろうか、あれは泣き虫で、困った。誰に似たんだろう。誰に…」
そう告げる声は静かに震え、なぞる頬は濡れていた。
成長が緩やかなルクの子は、母となった今もまだ少女の面影を残す。
故郷である紫国で母を亡くした日からいくばくも年月は変わらないかのように。
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「ガーマ 起こしてくれ 体が重くて、飛べないんだ」
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小さな烏羽はもう形すらいびつで解らないが、震えるように羽ばたく。
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「まだ、戦える。守るんだ、お前と私の故郷を、家族を、国を、…誇りを。」
「だから、戦わないと。だって私は…」
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「まだ、お前に何も返していない、ー…」
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壊れ物を扱うように抱き起こされた体は、指の隙間から零れ 砂のように崩れ。
風が吹き、体は大地に、空に還りゆく。どこまでも高く、高く。
照りつける日の光、踏みしめた熱砂、何もかもが今は、遠い。
舞い上がった空の下に亡国となる故郷が見えた。
風に舞う砂を纏った蛇食い鳥の行方は誰も知らない。
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親を呼ぶ娘の声がする、彼女もまた歩みを止める事は出来ないだろう。
今はもう 声をかける事も叶わぬ、願う事しか出来ぬ。
ただ 生きろ、と呟く事も叶わずに。
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黄色国滅亡により殉死しました。
再び戻った故郷で家族となり、最後まで戦う事が出来、幸せでした。
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◆大切な娘たち ガルミーヤ【illust/36948584】アムリ【illust/36755065】
「今を後悔しないように生きなさい。熱砂の地で育まれたお前達の命は、何人にも縛られぬお前達だけのものだ。」
企画用ｱｶｳﾝﾄ【twitter/azk_kikaku】素敵な企画元さま【illust/31871542】
2013-06-17 09:53:42 +0000