◆茅ヶ崎重工製 MA-SSE-J-01 GUNBALU「ガンバル」は、ファティマ加盟国初のMAである。
MA開発に遅れを取ったファティマ自由聯合は、大戦中期に「ガーダム」【illust/851587】
などのスーパーMAを投入するまでになるが、その基礎技術はこの機体の開発によるところが
大である。
◆MAの実戦配備に国家の存亡を賭ける自由統一政府に対し、当時のファティマ国際聯盟
加盟国は、MAの戦力的価値に懐疑的であった。
だが国民性なのか、加盟国の一つ「日本皇国」だけは、「ロボット兵器」と聞いて
黙ってはいられなかった。
◆皇国議会は歴史的経緯から自由統一政府への軍事的制裁には慎重な立場をとっているものの、
「第一次人型戦闘車両開発計画」は承認され、自由統一政府による情報制限前の資料をもとに
AV機関駆動システムの研究開発を推進。「99式」【illust/2685818】
に遅れること僅か2年で、試験機の開発に成功した。
◆しかし、その間に自由統一政府のMA開発能力は飛躍的に伸び、のちに従来型兵器を
主力にしたまま敢行された「愛の鉄鎚作戦」で、ファティマ国際聯盟は大敗。
聯盟解体に至る。
2009-03-15 13:23:29 +0000