今回は、シグマさんが制作した「ノワール・オルク(illust/121071894)」を原型とした中ボス級量産型エネミーウォッシュ「アルビノ・オルク」の強化型を作ってみました。アルビノ・オルクは、人類側の機体と異なる姿である「通常種(illust/124059674)」と、「ナイトダイバー(illust/120528863)」と似た姿の「変異種(illust/124069191)」がありますが、今回は、人類側の「ナイトレイ(illust/121961403)」と似て異なる姿となっている「新変異種」としました。この敵の最大の特徴は、従来のエネミーウォッシュでは珍しい、明確な自我があるような行動をする(但し、自我があるとは断定されていない)部分です。
この敵の出現率は、従来のアルビノ・オルクより低く、従来種の軍勢中に数体いる程度か、単独で1体出現する程度です。要は、エネミーウォッシュ版の隊長機という感じです。この敵の能力は、全体的に従来のものより強化されているので、堕魅闇666世さんの作品(illust/124609414)の時のように、一網打尽にできるとは限りません。
この作品は、Blender及び、RadeonProRenderを使用して制作しました。
これは敵なので撃破はもちろんOK、強化や改造もOKです。
[解説]
所属:エネミーウォッシュ
機体名:アルビノ・オルク(新変異種)
識別番号:AOR-116
全長:16m
これは、「アルビノ・オルク」と呼ばれるエネミーウォッシュの一種で、過去に出現した通常種や、変異種の更なる強化版である。この敵は、基本的には、従来のアルビノ・オルクと似た性質を持ち、ビーム砲による攻撃も同じである。但し、この敵は、全能力が従来のアルビノ・オルク以上に強化されている。特に、この敵の射程距離は、人類側の遠距離攻撃対応機並みまで強化されているので、今までは攻撃を受けない場所にいても攻撃されることがある。なお、それ以外の性質は、従来のアルビノ・オルクとほぼ同じで、後方からの攻撃に弱いことや、頭部以外の防御力が高い性質も同じである。但し、この敵は、従来のアルビノ・オルクと異なり、地上に上陸することはできない。
この敵は、従来のアルビノ・オルクには見られない、「水圧バリア破壊攻撃」を仕掛けることがある。この攻撃を行う際は、前兆として、20秒程立ち止まった後、通常より強力なビームを放つ。この攻撃の回避は容易で、大型潜水艦には効果が無いが、この攻撃が直撃した場合、受けた機体の耐久力が一気に残り1まで減る(耐久力が少ない場合は一撃で倒される場合もある)ので要注意である。なお、この攻撃は、水圧バリア破壊攻撃への耐性がある制御プログラムを搭載した機体であれば、通常攻撃よりやや大きい程度のダメージ(人類側の汎用大型機並みの攻撃力)まで軽減することができる。
この敵の特徴として、自我のようなものを持っており、この敵を倒そうとして、何度も同じ攻撃を行うと回避率が上がったり、倒されそうになると、素早く撤退して復活を試みることがある。また、この敵は、何を言っているのかわからないが、時々人間の声と似たような音を発することもある。この敵の一部が、人類側の「ナイトレイ」と似ていることや、その機体を開発した「リー・リノイエ(illust/122850533)」が、「ウォッシュ・リー(illust/124271275)」と化した後に出現したことから、この敵は、彼の亡霊ではないか、と思う者もいるらしい。ちなみに、この敵が発する声は、リー・リノイエのものと完全に一致している。しかも、この敵の攻撃は、「ターバンシェル(illust/121072150)」系列の機体に対して特効があり、その場合は、通常よりかなり大きいダメージを受けることとなる。ライザ社長(illust/121153277)の機体も、ターバンシェル系列(illust/124266382)であることから、彼女に恨みでもあるのだろうか・・・?従って、この敵は、リー・リノイエの記憶から生成されたものである可能性が、極めて高い。
この敵を倒すと、「上級エネミーウォッシュのコア」を得ることができる。なお、この敵は、完全機械型なので、生体組織を得ることはできない。
過去に、アルビノ・オルクを1人で47体連続して倒した者の前に、ノワール・オルクが出現した例(illust/124571676)があった。このような例は、過去に一度だけだったが、いつ同じようなことが起きるかはわからない。
2024-11-26 13:07:33 +0000