【DA】黒き鯱と白き鯱を撃退せし者

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今回は、うちの子である、マーキャット(猫顔の人魚)の「美友(illust/120595609)」が、ノワール・オルクや、アルビノ・オルクと戦っている場面を描いてみました。最前線で敵と戦うのが全てでは無く、激戦区に別の敵が向かわないように迎撃するのも、我々「化け猫隊」の役割です。なお、この作品では、ノワール・オルクを倒す寸前まで追い詰める描写がありますが、撃破には至らず、追い返すだけとなっています。

この作品は、皆様の行動を制限するものでは御座いません。
この作品は、Blender及び、RadeonProRenderを使用して制作しました。

[今回のご出演]
エネミーウォッシュ
「ノワール・オルク(illust/121071894)」
「アルビノ・オルク(illust/124059674)」
「アルビノ・オルク(変異種)(illust/124069191)」

パーソナルダイバー
「セーラーキャットGX(illust/123827413)」

[本編]
我々「化け猫隊」の役割は、最前線で敵と戦うだけが全てでは無い。時には、他の敵が前線の後方から襲撃されないように防衛する役割を担当することもある。

司令官「アルビノ・オルクが、多数戦闘海域に向かって移動中だ。」
司令官「美友・・・本当は、お前を1人だけで出撃させたくは無い。」
司令官「だが、今、動けるのはお前だけだ。全てをお前に託す。直ちに出撃せよ!!」

実は、この作戦が行われる直前に、我々「化け猫隊」の戦闘員が、「ウォッシュ・リー(illust/124271275)」からの攻撃を受けていたのであった。敵は、我々の主力機である「セーラーキャットR(illust/121493536)」を一撃で倒してしまったのだ。

敵の攻撃は、セーラーキャットRに対し、強力な衝撃波を放つものであった。セーラーキャットRは、可変装甲を搭載しているのだが、それが、特定の周波数の衝撃波を受けると、共振により過負荷が発生してしまうのだ。その結果、制御プログラムが誤作動し、強制的にリセットがかかってしまうのだ。セーラーキャットRは、本来深海での動作を想定しておらず、他の機体より強力な水圧バリアを使用することで、強引に深海に対応させている。そして、その攻撃を受けると、機体が緊急停止するのだが、その際に水圧バリアが一瞬解除されてしまうのだ。そして、更に強い負荷が機体にかかることで、最終安全装置である緊急浮上装置が作動するのである。その際、機体が、深海から限界を超える速さで浮上するため、破損してしまうのだ。なお、その攻撃は、最新鋭機である「セーラーキャットGX」には効果が無い。

その結果、今出撃できる「化け猫隊」の者は、美友1人だけとなってしまったのだ。

美友「敵はアルビノ・オルクと、その変異種・・・ただ、数が多い。」
美友「だが、この程度なら、容易いことだ。」

・・・その通りである。彼女の機体は、エネミーウォッシュを倒すことで、その敵からエネルギーを吸収し、戦闘可能時間を最長2時間22分まで延長することが可能なのだ。しかも、彼女の機体による攻撃は、エネミーウォッシュに対して極めて高い攻撃力を発揮するのである。

彼女は、増援として出現する敵を次々と倒していく。一度に出現する敵は、多い場合で10体だ。その程度の敵であれば、彼女が過去に、ロブスター団といった、人類側の敵と戦った時と大差は無い。

美友「アルビノ・オルク、40体目撃破!!」
美友「・・・残りは僅かだ。」

彼女は、合計47体のアルビノ・オルクを撃破した。ここまで到達するのに、一体どれだけ時間がかかったことか・・・。
だが、ここで異変が起きた。

司令官「更に強い反応!?ノワール・オルクか・・・?」

ノワール・オルク・・・それは、強き者の前に突如として姿を現す、「黒き鯱(シャチ)」と呼ばれる謎のエネミーウォッシュである。幾度と無く目撃例があり、撃退したと称する者もいるが、完全に撃破した者は、誰もいない。それが、この戦いにおいて、彼女が戦う48体目の敵である。

美友「出たな、ノワール・オルク!!ここから先は、私が通さないよ!!」

突如として好戦的な性格に変貌する彼女だが、この現象は、機体の大半がエネミーウォッシュ由来の素材で構成されているが故の副作用のようだ。

美友「精神融合システム、制限解除!!」
美友「精神融合率、400%!!」

彼女の機体は、操縦者の精神を機体と接続し、一心同体となるような感覚で操縦できる「精神融合システム」を搭載している。もちろん、「精神融合率」が高い程操縦性が向上するが、400%となれば、何が起きるかわからない。

美友「この程度でも、まだ足りない・・・!!」

彼女は、「上級エネミーウォッシュのコア」を機体に接続する。それは、凄まじい力と引き換えに、凄まじい反動を受ける諸刃の剣である。

美友「私は、敵を倒し、人類を守る者!!」
美友「新たな命の救世主(ニュー・ライフセイバー)となる者!!」

エネミーウォッシュとは、本来は、命の救世主(ライフセイバーillust/123709724)となるはずのものであった。だが、それは、レリックの暴走により敵と化してしまったのだ。そして、彼女の機体は、前述の通り、ほぼ全てがエネミーウォッシュ由来の素材で構成されている。

彼女は、かつて人間によって救助されて以来、人類に恩を返すために敵と戦っているのだ。その彼女なら、「ライフセイバー」としての力を、正しく扱えるはずである。

美友「・・・機体出力2222%突破!!今なら行ける!!」
美友「残すは1体、ノワール・オルク・・・お前だけだ!!」

そして、彼女は、機体が発揮できる全ての力、そして自身が持つ生命力の全てを槍に集中させ・・・

敵を見事に貫いた。

美友「やりました、作戦・・・成功・・・しました・・・!!」

しかし、ノワール・オルクは完全には倒されていなかった。
確かに、彼女は、一度それを活動停止寸前まで追い詰めた。だが、その程度でも倒れないのがノワール・オルクである。復活したノワール・オルクは、彼女には見向きもせずに撤退した。

そして、その敵は、とあるエネミーウォッシュ(illust/124271275)に突撃していき・・・?

・・・さて、この戦いで、「化け猫隊」が壊滅状態に!!
全戦闘員5名の内、4名が敵の攻撃で怪我をして戦線復帰不可能となり除隊、更に美友は、機体は無事だったものの、エーテル刀(illust/122234542)と同じ属性の「究極奥義」を放ったので、回復が必要に・・・。

#ダイバーアクアリウム#【DA】海底の底の大穴を下る#DA【交流】#Blender#RadeonProRender

2024-11-23 14:55:27 +0000