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ばつが悪そうに退散したバルは、古巣のスラム街に足を向けました。
路地裏を行くと、いかにもな連中がたむろしており、
「おお、兄貴!」
「バルの兄貴の御帰りだひゃっはあああ~~~!」
「ここんとこどうしてたんですかい?」
一介の野盗だったころからの手下たち。
忠誠心は強いですが、どいつもこいつもあまり賢くありません。
バルが今やっていることについても一応知っており、いずれ世界をひっくり返すようなサクセスしてくれると期待してますが、具体的にどんなサクセスなのかはイメージできてません。
バルが造った、治安悪化用の違法実験機群の試乗にも体よく利用されてますがillust/123963108、そのことにも何も疑問を持ってません。
バル「生きてたか、お前ら。
相変わらずらしいな。生き延びてサクセスしたいんだったら、ちょっとは勉強しとけや」
続く予定です。
2024-11-23 07:49:08 +0000