今回は、堕魅闇666世さんが制作した機体である、「ヤンダ(illust/122073188)」を構成する部品の一部となったエネミーウォッシュを想像して制作してみました。今回は、一見すると、どこがヤンダの部品となっているかは気付きにくいですが、この敵の、主翼前方にある「姿勢制御部」が、ヤンダの後方にある部品と似た形状となっています。以前、ヤンダと対をなす機体である「ワルダ」の原型となったエネミーウォッシュ「レリック・ガーディアンType-F(illust/123036006)」を制作しましたが、今回は、もう一方の機体の原型となったものとしました。また、今回は、ペコヘッタ・トッタドゥさん(illust/119259331)が本編開始前の時系列辺りでこの敵を倒したことで、その両親(illust/122073241)がヤンダとワルダの設計を思いついたという設定としてみました。
この敵は、レリック(illust/118611780)の守護者を表す「レリック・ガーディアン」の一種で、主にレリックへの道中や、その付近の海域、更にはその上空(海抜高度100km以上まで飛行可能)にも出現しますが、稀にレリックと関係の無い場所に出現することもあります。この敵の外観は、「スカイフィッシュ」と呼ばれる未確認生物又は、未確認飛行物体を模しているため、「Type-SF」と識別されています。この敵は、単体では攻撃力を持ちませんが、先端部が、合体型エネミーウォッシュである「レリック・ガーディアンType-F」と同型であるため、2種類の敵同士で合体して出現することもあります。
今回は、のり眉犬さんの作品(illust/123068732)において、「空の上にも敵がいる」とのことなので、その設定も取り入れたものとしてみました。なお、この敵を倒すと、「反重力物質」や「エネミーウォッシュのコア」を得られますが、生体組織は一切得られません。
この作品は、Blender及び、RadeonProRenderを使用して制作しました。
これは敵なので撃破はもちろんOK、強化や改造もOKです。
[解説]
所属:エネミーウォッシュ
機体名:レリック・ガーディアンType-SF
識別番号:RGD-120SF
全長:120m
これは、レリック周辺の海域や、その上空を防衛していると思われる、未確認飛行物体型のエネミーウォッシュである。この敵が出現する海域はほぼ決まっているようで、深海の決まった場所と、その上空を往復する姿が確認されている。そのため、この敵が出現する場所こそ、「レリックへの道」では無いかと思われる。
この敵は、単体での攻撃力は無く、単体で出現した場合は、積極的な攻撃を行わない。但し、この敵は、その周辺を無重力状態にし、他の敵を空中に浮上させる性質が確認されており、その敵と連携して攻撃を行うようである。一説によると、この敵は、空中型エネミーウォッシュを上空へと打ち上げる役割を持っているのでは無いかとされている。なお、かつて、ペコヘッタ・トッタドゥが倒したとされる超大型エネミーウォッシュ(通称「竜宮の使者」、本来は「レリックの使者」だが「竜宮」として間違って伝えられたらしい)は、この敵と似た姿であったとのことであるが、現在確認されているもの以上に大型であったようで、一説によると、この敵と、無数の「Type-F」が合体した超大型の形態となっていたのではないかと予想されている。
この敵の弱点は、先端部のコア(赤色の部分)であり、ここを攻撃すると倒すことができるが、それ以外の部分への攻撃はほぼ無効化される。この敵は、時々「Type-F」が先端部に合体した状態で出現することがあるが、この場合は、「Type-F」の方を先に倒さないと弱点が出現しない。この敵は、先端部から順に、姿勢制御部、主翼部、推進部を1組としたものが3組あり、その後方に尾部がある形態となっているが、各部が分離することは無い。なお、この敵は、素早さが異様に高いので、それを上回る素早さの機体を使用するか、広範囲攻撃を仕掛けない限り撃破は難しいであろう。
この敵は、体内に反重力場を発生させる特殊な物質を多く持ち、この敵を倒すことで得られる素材には、その物質を多く含んでいる。その素材を「魔法の箒」や、「天女の羽衣」といった形状に加工し、「浮上装置」として利用することも可能だが、制御が難しいので、「ぷかぷ貝(illust/119241647)」を加工して作られる浮上装置(大抵は装飾品のような形状で、装置という程大がかりなものは珍しい)程は普及していない。
ちなみに、この敵の素早さは、コーラル・レギオンの高級量産機である「セーラーキャットR(illust/121493536)」並とかなり高いが、攻撃力が無く、コアに限っては防御力が低いので、撃破は難しいものでは無い。但し、この敵は、他の敵と共に出現する傾向が強いので、注意が必要である。
2024-10-16 14:37:39 +0000