11月5日のpixiv今日のお題『かっこいい』
光戦隊マスクマン第34話『愛と殺意のブルース』
「光―――」
地帝獣グロンドグラーは槍を構え、猛獣のような足取りで間合いを詰める。瞳が輝きを失い、虚ろな眼差しをそれでも殺気だけは湛えてモモコだけに向けている。大きな口からは、鋭く並んだ牙の先端が覗いている。完全に、光としての自我を無くしているようだった。
こうなってしまっては、彼の命を絶つ他に方法はない。
だがそれは、モモコにとって苦しい選択だ。
「光……」
関節が壊れそうな両足に力を込め、よろめきながら立ち上がる。
巨獣となったグロンドグラーは、ゆっくりと間合いを詰めてきた。生身の人間が、到底太刀打ちできないような偉容、まさに地帝獣の中で最も凶暴と恐れられたほどの戦いの神。
けれどモモコは一歩も引くことなく、グロンドグラーを見つめ続けた。
なぜならその奥に宿る光を思い出しているからだ。
「光……」
小さくその名を呟き、拳を握る。
「戦うしかないなんて……、それでも……うん」
諦めでも開き直りでもなく、モモコは頷いた。
光は、人間の心すら失ってしまった。
それは、戦うことでしか決着を付けられない。
それを認めなければ……モモコはただ、死ぬこととなる。
「オーラマスク……」
モモコは変身しようと、左手首を振上げた。
「とぉっ!」
涙声で叫ぶ。
「ピンクマスク!」
モモコが変身する間、地帝獣グロンドグラーは攻撃もせずに彼女を見つめ続けた。
第34話の流れ
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2024-11-04 15:01:24 +0000