10月17日のpixiv今日のお題『黒髪』
光戦隊マスクマン第34話『愛と殺意のブルース』の放送日
地底世界で最も狂暴だと云われた地帝獣グロンドグラーが、300年前に出会った少女(モモコによく似た別人)に優しくされた。それは、冷凍洞窟で封印されたグロンドグラーが途切れた記憶の中で、一番克明に思い出される至福のひと時。
「このまま死ぬのも、悪くはないか」
グロンドグラーは、突然の地震で岩塊を頭部に受け、血を流しながら沼地で重傷を負っていた。
「フッフッフ~~ン♪」
その時、小鳥の囀りのような歌声が聞こえる。
少し離れた平地で、花を摘む一人の少女。
少女は巨大な夕日を背にしているので、その顔形ははっきりとしない。
美しいシルエット。純白の衣装と、微風になびく艶やかな長い髪が、陽光を浴びて虹色に輝く。まるで、天使のように美しい少女だ。
少女のシルエットが、ふっと振り向く。ジッとグロンドグラーを見つめる。
「もう、大丈夫よ」
少女はゆっくりと歩み寄り、片腕に抱えた花束の花弁でグロンドグラーの血を優しく拭う。自らの白いドレスをピリリリッと裂くと、包帯代わりにして止血する。
「う……娘……なぜ、俺を助ける?」
「傷付いているのを、ほってはおけないでしょ!」
少女の優しさに驚く。
「さ、ジッとしていてね」
手当てしてくれる少女に身を任せた。
それは、グロンドグラーの遠い過去の記憶である。
自分に唯一優しくしてくれた人であり、グロンドグラーの一番大切な人だった。
モモコのお当番回であり、ヒロインの定番の恋愛話。
衣替え7変化(白のワンピース、赤のトレーナー、冬服、デート着×4、ピンクマスク)があります。
第34話の流れ
レコーディング(illust/123214500)⇒ワンピース(illust/123396141)⇒トレーナー(illust/123402160)⇒ワンピース強姦(illust/123406397)⇒蠱惑的な笑み(illust/123413916)⇒冬服デート(illust/113074414)⇒ほっぺ(illust/123498755)⇒フルート奏者(illust/113989699)
2024-10-16 15:01:49 +0000