「お父様、この世界疲れますの」
「同感だよ、まったく」
冒険者の酒場で、待っていた「父」と再会したユッフィー。
この世界では「旅の仲間」の扱いになっている。
彼女には父に当たる恩人が二人いて、ひとりは製作者のオグマ。ドヴェルグの長老。
もうひとりは「パパさん」。ドヴェルグの女性は前例が無く、岩を彫って形を作ったけど
動かない彫像のままだったのを、何とか動けるようにしてくれた人。地球人だ。
ユッフィーは「お父様」と呼び慕い、血縁は無いが全幅の信頼を寄せている。
「その格好、変ですの」
「ドワーフの親子に見えたら、うれしいね」
素顔の彼には似合わない、ヒゲもじゃのアバター。娘は微笑んだ。
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導入編はここまで。
あとは11/14を迎えるなり、その前に体験版の配信があったら続きを。
パパさんは魔物使いのようです。ドラクエ5の勇者の父親を気取ってるのかな?
2024-10-14 12:28:48 +0000