心の重さを知ル時二【illust/117465106】
承認済
「やった~!知らないお花がいっぱいある!適当に歩いたかいがあったなぁ」
「は、えっ!!??……つ、つ、付き合い始め、たの……?え……?恋人って、妄想以外でちゃんと出来る……もの、なの……?は、はあ……はあ……き、聞かせて……詳しい話……」
「それ可愛い~!いいねいいね~あなたによく似合ってる!」
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■メリ
・年齢:16歳 身長:158cm 性別:♀
・所属:森林大陸
・種族:ヤムヤズ+ハニーカム
・一人称:「わたし」
・二人称:「きみ、あなた、~ちゃん、~くん」
お喋りと恋バナと読書が大好きで友人が多い。食事はハニーや花の蜜や果実のみ。野菜嫌い。
いつか刻印を受け入れてくれる唯一の存在を夢見ているが、巣房に貯まっていく生命力や精気の重みを想像する度に不安と恐怖に苛まれている。
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【ヤムヤズ】
約60人程の小さな集落で暮らす穏やかな種族。平均寿命は400〜500歳。
草食で狩りなどを一切行わないためか、戦闘を得意としない個体が多い。
ヤムヤズの実以外にもハニーを使ったデザートや料理が流行っている。
詳細【illust/122610129】
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■家族
父:ラノ【illust/121124367】
母:マヌカさん【illust/121208138】
「ただいま~…………あ~~!もしかして、もしかしなくても邪魔しちゃった!?今、手繋いでたでしょ!ひゅ~~やる~~!……じゃ、わたしはもう少し遊んでく…………あーん駄目かぁ」
「わたしもお父さんお母さんみたいになれたらって思うけど、なかなか難しいよね」
長兄:マノ【illust/122610129】
「うわ、兄貴ったら隈ヤバ!いつから寝てないの、ていうかご飯ちゃんと食べたの!?んも~効率を高めるなら適切な睡眠と食事が一番だって言ってるでしょ〜!」
「ほんと?!やった〜〜!兄貴ありがと〜〜!」
次兄:トチさん【illust/122771606】
「兄ちゃんおかえり〜!ねえ聞いてよわたし今日ひとにぶつかりそうになっちゃってさぁ、も〜〜すご〜〜く焦っちゃった!え?兄ちゃんも?そうそう、気をつけてるけどうっかりね〜……わかる〜〜!」
「も〜護衛はいいの〜!ついてきたら怒るからね!休みくらいゆっくりしなさい!」
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■素敵なご縁をいただきました
瑞星さん【illust/122883270】(純水大陸)
「え?わたし?……あ、お兄さんもしかして道に迷っちゃった!?ここ本当に霧が濃いから」
「宿ならうちの集落にあるよ!部屋もあいてたと思うな〜。じゃ、お兄さん!暗くなる前に行こ!レッツゴー!」
「名前はね、メリです。蜂蜜って意味!」
「あ!うちは草食だから肉も魚もなくて……果物と野菜ばっかりだけど大丈夫?……果物好きなの?なら良かった〜!」
「占いってあの占い?!すごーい!!え!?いいの?!わ〜〜どうしよ……あっ、あのさ〜……れ、恋愛運もいけたり、する……?」
「陰り……?……う〜ん、えへ、どうだろ?」
「この星ってすごく貴重な物じゃない?そ、そうなの?ならお言葉に甘えて……ふふ、綺麗!ありがとう!」
「えっ、瑞星さんついてくるの!?ううん、嫌じゃないけど……じ、じゃあお願いしちゃおうかな」
「(もしかしてこれって……デートじゃない!?……いや!でも瑞星さんは親切なだけで、そういうつもりは絶対無いだろうし……勝手に舞い上がっても困らせるだけだよね〜……)」
「あ〜!ちょっと瑞星さんもわたしのこと小さい子みたいに〜!これでもあと2年で成人なんだからね!」
「う"、あの、ちょっとワケありで……い、言う。白状します……」
「約束かあ、わたしも勿論気をつけるけど、ありがとう」
「(い、いいのかなぁ〜!?こんなに優しくしてもらって。普通なら避けてもおかしくないのに……こんな風にされたら、されたらさぁ……)」
「わ〜!!もし付き合うことになっちゃったらどうしよ!?でも瑞星さんからすればただの子どもだしなぁ……わたし、実際子どもっぽいし……や!でもこういうのは努力あるのみでしょ!!付き合ったら手とか繋いじゃうのかな!?わ〜〜〜〜ッ!!……ぎゃー!!お父さん何!?う、うるさい!?ご、ごめん〜〜もう寝る!寝ます!」
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「あ!……あぁ……」
「ごめんね、もう、会えない」
「……」
「…………」
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「違う、そんなじゃない!あの人は優しくて!酷いこともしないし言ったりなんてしない!わたし、わたしが……」
「(な、なんで瑞星さんが……帰らなきゃ、家に。2度目がないように。……でも、今、ここで帰ったら、きっと本当にもう、二度と……)」
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「……わた、わたしは……この体質な以上はっ、誰よりもわた、しが気をつけなきゃいけなくて……この体質、きら、嫌いじゃないのっ、おか、お母さんがくれた大切なものだから……でも、でも守り方が分からなくて……何が正しいの、か、分からないから、二度と会わないって……っ、約束することしか……」
「ず、瑞星さんは何も悪くない、優しいからっていつまでも甘えてたわたしがダメだったの……」
「……貰っちゃったら一つも返してあげられないよ」
「でもわたし……また、手を握って……ほしい……」
「……ホントにいいの〜!!??」
「わ、わたしも毎日会いたいし!大事にしたいし!わたしも、わたし、だって……あぁも〜〜!何でうまく話せないんだろ!?また旅に出るならついて行きたいし、何処にだって着いてくし、ずっと瑞星さんと一緒に居たいよぉ〜〜!!」
「ホントはさ!?お仕事で他の女の人と話してるのもすっっっごく嫌だった!わたしの瑞星さんなんだけど?!って思ってた!!……違うのに!ごめん!」
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「瑞星くんの故郷、興味あるなぁ。え!連れて行ってくれるの!?やった〜!あ、将来的には私も純水大陸に住むことになるのかな」
「え〜!いいの?!その、大丈夫なの?このまま森林大陸に居られるのは確かに嬉しいけど…………そっか!瑞星くんにも都合がいいならここで一緒に暮らそ!」
「じゃ、わたしも瑞星くんに少しでも似合う女にならないとね!料理も覚えようかなぁ、いや〜〜駄目!甘やかさないで!色々頑張るから!」
「瑞星くんがわたしの運命の人で良かった!」
2024-09-21 16:48:04 +0000