イラスト:案内役ロボット・サイバーロイドRUMIKOⅡ

ロボ好き@改造ロボ娘描き専門
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神田ルミ子の練習画。

昔(1970年代)の学研の学習まんが「恐竜のひみつ」を元にしたパロディストーリーです。
illust/122423248(前回)

https://ameblo.jp/robozuki/entry-12868432451.html(AI絵あり)
https://ameblo.jp/robozuki/entry-12868637289.html(AI絵あり)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「ピポポポポッ!アナタニハ・コレヲオ渡シシテオキマス…ピキュ~ン!」
サイバーロイドRUМIKOは幅数センチくらいの虹色の光の線が点滅する四角いプレート状の装置を取り出すとそれをルミ子に渡しました。
「これは?」
「ピポポポポッ!アナタニノ人格ト記憶ノ・バックアップヲ取ル装置デス…ソノスーツノベルトノバックルニ・ハメ込ンデオイテクダサイ…ピキュ~ン!」
ルミ子は首をかしげながらもそれをベルトのバックルにはめ込みました。プレート状の装置はあつらえたようにベルトのバックルにぴったりとはまりました。
「ピポポポポッ!コレデ以後ハアナタニドンナコトガアッテモ・装置カラ未来ノ世界ニ転送サレタバックアップニヨッテ・再生スルコトガデキマス…タダシ…ピキュ~ン!」
「ただし?」
「ピポポポポッ!バックアップ作業ニ・2時間ホドノ時間ヲ要シマス…ソノ間アナタノ肉体ハ・余分ナ精神活動ヲシナイヨウ・休止サセル必要ガアリマスノデ・一時的ニアナタノ意識ハ・私ノ電子脳ニ退避シテ・私ト合一化シマス…ピキュ~ン」
「ええっ、ちょっと待って?それは一体どういうこと?」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
気がつくとルミ子は岩場の陰に横たわった自分の肉体を見下ろしていました。
無意識に口を押えようとして顔の前に持ってきた掌は、球体関節のあるメタリックな機械の指と化していました
(なに?これはどういうこと?…ああっ、頭の中に渦巻く記号みたいなものはなに…プログラム?…私は一体どうなっちゃうの?)
「ピポポポポッ!今ノ私ハ・神田ルミ子デハナク・サイバーロイドRUМIKO…自分自身ヲソウ認識スルヨウ・プログラムサレマシタ…ピキュ~ン」

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2024-09-21 05:08:30 +0000