「我が名はとうの昔に忘れ去られた、好きによぶがいい」
「積み重ねてきたものが消え去るのも、忘れ去られるのも一瞬だ…だからこそ、我らは愛を繋ぐのだ」
「青が澄んでいますように、藍が深く残りますように、紺生にて幸せが続きますように……」
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名前:???
種族:ギ|ラ|ティナ
性別:???
年齢: ???
特性:ふゆう
技:覚えるもの全て
一人称:我
二人称:汝、貴様
青魂の民【illust/115708466】の始祖
名前はとうの昔に擦り切れ忘れ去られてしまっている
常に水鏡を通して反転世界から現実世界を見守り命の行末を見守ってきた
此度の大戦で多くの命が亡くなり、また民の数も減少したことを憂いたのか
自ら動き祭事をするようにわざわざ呼びかけた
民以外の全ての命に対しても慈愛の眼差しを向ける
非常に穏やかで声音はどこまでも優しい
翼に巻かれた愛染めの先につけられた鈴が始祖の心を表すかのように優しく響く
けれどその鈴はどこか悲しさも含んでいるように感じられるだろう
始祖はアナザーフォルムになることはない
なぜなら始祖の翼はボロボロになり傷だらけで飛ぶことができないからだ
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白い幹の木々、真っ青な草花
この世界はそれらで溢れている
けれども彼が望んだのは現実世界の青い空だった
太陽があり、鳥pkモンたちが飛び交い、多くの命が芽吹いている
恋焦がれるのは必然であった
けれども彼の青き血は表では異質とみなされた
彼の翼は引き裂かれ、もう二度と表の世界では飛ぶことはできなくなった
あぁ、それでも
それでも彼はあの世界を愛しているのだ
彼は聞いたのだ、表の世界で流した自分の血を美しいと言ってくれた声を
何にも変えられぬ愛(藍)の色だと
友は言った
「しそちゃまがとばないなら、わたちたちもとばないでち」と
彼にとって自由に飛ぶための青き空は、青き湖ブルーモーメント
愛した場所は、いつもそこにある
“アイ”はあなたの中にも流れている
2024-08-28 18:11:16 +0000