こちら【illust/111876852】の企画に参加させていただきます。お世話になります!
3/28 メッセージ返信しました。お手隙の際にご確認ください
名前:ニダール・コトワ=サンドアル(Nidar・Coteva=Sandar)
年齢:32歳 身長:177cm 性別:中性 所属:町跡
加護:二度あることは三度ある(物事が二度、三度と繰り返しやすい。だいたいちょっとよくないことが起こる。)
まじない師として暮らしている「国護地天」の末裔。
人に幸運を授けることはできるが、本人の運は荒れ放題。
どちらかというと悪いことが起きやすい、気がする。
おおらかな気質。仕事は熱心にやるタイプ。
そろそろ自分の幸せが欲しい。
■種族
国護地天(こくごじてん)
1000年の時を生き、言葉の力で国の大地を守った天女の末裔。
人の言葉を本当にする力を持つ。
家内安全と書かれた護符を飾れば家の災いが起きにくくなったり、
恋愛成就と刺繍されたお守りをもっていればよい出会いがある、など
小さい幸せを運ぶことができる(大きな災いをもたらしたりはできない)
名前と苗字の他に第二の名前をつける習わしがある。
様々な種と混ざり合ってきたため、性の境が曖昧になっている。(両性に近い)
■申請について性別・種族・所属など問いません。どんな方とでも喜んで!(両性に近く、男女ともに次世代がもうけられます)
メッセージいただいた場合は3日以内にはお返しできるよう心がけます。
返信がない場合はお手数ですが再度ご連絡ください。
素敵なご縁がありました!
ユヅキさん【illust/117180083】
「私に縁など、石に花だと思っていたけれど。出会いで芽吹き、話に花が咲き、恋が実ったのさ」
ある日、扉を開けて入ってきたのは着物のお嬢さんだった。はつらつとして気立てが良さそうな娘さんだ。
まじないの店は初めてだったようで、あちこちを興味深そうに眺めている。キラキラと輝く瞳は、宝石のようだ。
一雨来そうだったので、まじないをかけた人形を持たせて見送る。
ユヅキとの出会いからしばらくして。彼女はよく私の店を訪れるようになった。
あれは何、これはどう使うの、ニダールさんは何が好き、なんて質問攻めにされて。
一人に辟易していた私にはそれが楽しくて・・・一層彼女が可愛く見えてきたものだ。
欲が出てしまった。彼女が、私の隣にいたらと。
手をこまねいたのは、二度の破局の記憶だった。
三度目も駄目だったら、今度こそ立ち直れない。
臆病な私をよそに、彼女は揺るぎなかった。しっかり私の手を離さなかった。
信じよう、と思った。
運命を、彼女の心を、私の未来を。
今日も晴天。桜流しの雨もよいが、からっと晴れた日差しはユヅキのようで私は好きだ。
風に揺れるのは軒下に吊されたまじない人形たち。白い裾をひらめかせているのが初夏の雲のようだった。
"三度目は素敵なお嫁さんだったでしょ”と悪戯っぽく彼女が笑う。
「ええ、3度目にはこんなに素敵な奥さんをもらえて私は幸せ者だね。あきらめずにいるものだ。」
「私も君が好きだよ、ユヅキ」
■不備などありましたらお申しつけください
2024-03-17 10:51:08 +0000