[2023.12.6(水)17:44完成]
「大人の世界に疲れたら、こどもの世界へおいでよ!!」
都心のホテルで働く鉄彦くん、目に涙を浮かべながら絵本を読んでいますね。いったいどうしたのでしょうか。
鉄彦くんがどんな目に遭ったかは、ここでは触れませんが、どうやら、同僚に汚い言葉を浴びせられて、パニックを起こしたようです。だから、仕事のストレスでどす黒く汚れた心の浄化を図ろうと、絵本を読んでいるところです。
彼の読んでいる絵本は「いちばんでんしゃのしゃしょうさん(竹村宣治・大友康夫共著)」です。
「ああっ、これで僕の心がきれいになっていきそうだ⋯⋯😢✨✨」
鉄彦くんの背後から、児童書の神様が
「鉄彦くん、『ごんぎつね』を持ってきたよ」
と、童話「ごんぎつね」を持ってきてくれました。
→「大の大人こそ、児童書を読もう!(illust/102693938)」
「―僕だけのトモダチ―児童書の神様(illust/103491988)」
こどもたちも、
「鉄彦兄さん、僕たちと電車ごっこしよう!」
「鉄彦兄さん、私たちとプラレールで遊ぼう」
「私たちとチャンバラごっこやろうよ」
⋯⋯と、鉄彦くんのもとへ寄ってきます。鉄彦くんにとって、童心にかえることが心の浄化につながるようですね。
→「2022こどもの日―こどもの日、こどもの世界―(illust/107703193)」
実は昨年、僕がホテルの業務を巡って、Mさんに強く責められて、恥ずかしながらパニックを起こしたことがあります。この時、Mさんは
「砂浜で、ビキニのギャルたちに囲まれた自分を思い浮かべろ。そうすれば、ブラックな心がグレーに近づく」
と促してくれたのですが、この作中の鉄彦くんのように童心にかえることが、僕にとって、心の浄化を図ることです。この体験が、この作品の基になったうえ、安定した気持ちで、ホテルの仕事に臨みやすくなりました。
ありがとう、児童書の神様!!
2023-12-06 12:10:21 +0000