流星雨とピルグリム(illust/106241074)
8/9 メッセージ返信させて頂きました。お時間ある時にご確認くださいませ。
★ゴールドベルアカデミー
中央の国にある、魔術・科学の基礎から、錬金術の応用技術を学ぶ私立校。
歴史のある学校で、多くの研究者や実業家を排出してきた。
入学年齢は15歳〜。クラスⅠ(初級)からクラスⅤまでの5課程が用意されており、1クラス1年程度でのパスが平均的。
成績優秀であれば飛び級も可能。
霧の世界のエネルギー不足を最も大きな課題としており、研究や見学のため他の世界への渡航を推奨している。
学生証並びに教員証は金属製の栞が用いられており、これの書換と迷子防止魔法が入学後最初の課題となる。
また、入学時(就業時)守護石を判定し、校章ブローチに埋め込まれる。
守護石は多くの場合、その本人に少し足りないものを補ってくれるという。
★ラティーフ・タルダンディ・クスフェア
所属:霧の世界
性別:男性 年齢:23歳 身長:177cm
守護石:天眼石 専攻:魔導工学 出身:中央の国
ゴールドベルアカデミー教員。現理事長の甥。
同じく教員を務めた母とヴィル・ブルミットの父との間に生まれた。
錬金術を用いた道具開発の専門家であり、教師。
根は真面目だが、思ったことをつい口にしてしまう軽率さがある。
自信家で自信に見合うだけの実力はある。
枷によって方向を把握することができないため、自分で開発したタブレット型地図が手放せない。
(要は極度の方向音痴だが、道順は数回の反復で覚えることができる)
守護席は災いを退ける天眼石。
父:霧の世界/サディク・タルダンディ(illust/107684773)
「伝えたいことはちゃんと伝えろというのは父から言われてね…おかげで余計なことも言ってしまうんだが」
母:霧の世界/ローゼット・クスフェア(illust/107784454)
「口うるさいだけならまだいいんだが、理詰めで落ち度を指摘されるからな。迂闊なとこができないんだ」
妹:霧の世界/フリヤ・クスフェア・タルダンディ(illust/109761312)
「「一時はひどく落ち込んだが、すっかり持ち直してよかったよ。…少々元気すぎる気もするが、まあなによりだ」
★素敵なご縁を頂きました!(8/9)
花の世界:ウルリカさん(illust/110228181)
彼女に出会ったのは、不案内な花の世界でタブレットがエラーを起こし途方に暮れていた時だ。
困っているのかと訪ねられて、我ながら珍しく即その親切に縋った。
「いや…目的地に行きたいのだが、地図を表示できなくなってしまって。
これは、ああ…俺は霧の世界のもので錬金術を応用してつくった道具なんだ」
興味深げだったので、案内をしてもらいがてらお互いの身の上話なども交えて世界ごとの特色の違いなどに花を咲かせる。
聞けば、小説を書いているとかで、感心したものだ。
柔らかい言葉の選び方や気の遣い方がさりげなくて、なるほど居心地よくさせてくれる不思議な女性だなと思った。
「ウルリカ!まさかまた会えるとは思ってなかった。
あれから無事、目的地について家にも帰れた。助かったよ。
そう、帰り際に君の本を買ってみたんだが、すごいな。
見たこともないのに想像させるし、感情の動きがリアルだ。
ああ、すまない一方的に話してしまって…」
幾度か花の世界に行く度、顔を合わせる間柄になったが、気の置けない、と言うには少々遠慮のある友人関係だったと思う。
世界を隔てているのは、やはり無意識に距離を感じるものなんだろうか。
「体調悪いのか?無理はしなくてもいいぞ
…消化不良?食べ過ぎたのか?食事じゃなくて?」
どうにも顔色の悪いウルリカを自宅まで送り届けて、その最中にはっきりとは言わないまでも他人の良くない感情を食べて解消しているらしいことを知った。
占い師をしているといっていたからその一環だろうか、それにしたって、寝込んでまで他人を救おうとするのは優し過ぎるのではないだろうか。
「何ともなかったか?ならいい。
…心配だったから、帰宅を一日ずらしただけだよ。気にしなくていい。
差し出がましいが、君が背負うことではないだろう…。
いや、君が考えて決めることには違いないが」
違いないが、ウルリカが苦しむことは避けたかった。
こちらの心配を知ってか知らずか、彼女はいつもの調子を取り戻したようで、安心したのも事実だ。
何かうまく不具合を解消する方法はないものかと思う。
彼女と同じことが出来ればいいのに、と思いかけて、久しく忘れていた暗さを思い出す。
…自分の力で出来ることが欠けている、枷のせいで。
そう思いかけて慌ててかぶりを振る。
枷は、デメリットももたらしたが、それを乗り越えるだけの才覚を持たせてくれた。
だから平気なんだ、こんなものは。
「悩み?いや特にないが…。
心配させたか?ああ、大丈夫だ」
「まあ昔は少しあったかな、もう解決した話ではあるけど。
聞きたいのか?変わってるな」
「不安見えてたのか?情けないな…
でも、君のおかげだよ。枷のデメリットを乗り越えたつもりで拘ってたのかもしれないな。
なあ、ウルリカ俺の唯一の人になってくれないか?」
★所属について
生徒・教師ともに自由に所属いただいて構いません。
IDカード代わりの栞のテンプレート・ロゴ・ブローチデザインなどは、第1周期CS(illust/107784454)の最終ページのものを参考ください(必須ではありません)★共存について
立場や種族、関係性にこだわりはありません。恋愛関係のみ異性を希望します。
お返事はできるだけ早めを心がけますが、お時間を頂く場合もあるかと思います。
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2023-07-01 13:25:49 +0000