●今回の月一車両画は最近ちょっと話題のものをということで、横須賀・総武快速のクハ111-1000を描いてみました。前回のウソ電illust/108941457の正規仕上げ版ということになります。参考文献は「国鉄車両形式集 直流系電車近郊編」「ヤマケイのレイルシリーズ 東京の電車」「国鉄電車ガイドブック直流編」ほか。…あー、KATOさんやっと出してくれたよ。…塗装?90年代前半TOMIXの極道塗装ぶりに比べたらなんてことはないねぇ(苦笑)(文句あるんだったら半艶クリア吹けよ)。ちなみに描くにあたって前の153系illust/106170205から一部流用していますがちょっとしか楽にならなかったなぁ、改変点多くて。参考文献各種に載っていた決めポーズ的カットの再現をちょっと意識しています。ああ、ついでに無線アンテナが付いていないのは、大昔の本で見た記憶の再現が目的だから。前面種別幕が直通運転を始めた1980年以降になっているのはKATO製品の再現以上ではありません。
●そもそも私幼少のみぎりから、113系1000番台横須賀色を超かっこいいと思っていたんです。当時の小学館「国電全百科」やらヤマケイのレイルシリーズやらに載っていた写真見て、いずれはNゲージの1000番台欲しいと思っていたんですが、やっとNを買える年齢になってみればTOMIXの1000番台はとっくに生産中止になって、TOMIX・KATO両社とも「コレジャナイ/モドキ/マガイモノ」感最大の1500番台しかない時代になってしまっていたんです…。1500番台は何度か買ったり貰ったりしたんですが、いずれも精神的に満たされることはなく、すぐに凄まじくうざくなって悉く売却してしまいました。(2000番台湘南色には嫌悪感を抱かないのは何故でしょうか?)あれに比べればまだ62系のほうがましだ。かといって、GMやαモデルのキットは何か違うとも思い手を出さなかったんですね。…私は1000番台のまともな完成品を30年以上待ったのだ!…ちなみに晩年の不細工な「鉄仮面」はやる気は全くありませんよ。
●ついでに、何度もウソ電ネタにしているダイアクロントレインロボの色替えもどき製品「特別限定車両」がありましたけど…「トランスフォーマージェネレーション2022」の巻末漫画でそれらはTFトレインボットの「試作品」扱いされることになったのですが、版権的にツバつけておこうという魂胆でしょうかね?(なんか某おもちゃショーで怪しいパネルがあったとか)でもMPGスイケン形の車体ガワ変えても、クハ111はすんなりは出せないよ?
●というわけど3枚目は以前作成したウソ電の153系スカ塗りダイアクロン「ミラクルライナー」illust/105865597と比較してみました。…TFファンに「113系と153系の識別が付かない」なんてこと(素で間違えたなどという話もよく聞きます)があったので、ほぼ塗装含め同一条件で並べてみたのですがどんなもんでしょうか。(窓回りクリームの幅は大本からして違うのです)車体はクーラーや扉数のほか、クハ111のほうが40センチ短いし台車間間隔も違います。MPG製品のガワの変更パーシャルだけですんなりはいかないのですね。
●それではそんなとこで。
2023-06-15 19:24:35 +0000