こちらの企画に参加です【illust/101528139】
ー承認ありがとうございますー
名前:アルレオ
種族:落とし鳥(特殊色)
性別:♂
特性:するどいめ
年齢:25歳
国所属:水の国オーフィ
奇病数:【4】 奇病数該当により死亡確定
「支えたい相手が居るんですよ。護りたい相手も沢山居ます。俺の翼では足りないんですよね…ハァ」
◇家族
父:レネルさん(水の国)・奇病数: 8生存【illust/106896638】
「…仲良くやってますよ、周りとも。ツツキ出したい部外者が来る時もありますが、つまらん事で役を外されるのは勘弁なんで。」
「親父の存在が、あのヒトの安心できる居場所なんですよ…元気で居て下さい。アレの為にも俺の為にも」
「灯の点検に来ただけなので、早めに帰ります。……オルバさんが戻ったら知らせて下さい。」
母:アデッド(月の国)・奇病数:8 生存【illust/107090338】
「どうも……俺の話はどうでも良いでしょう。それより聞きたいことが…」
「…奇病が減った影響か知らんけど、柔軟になったと思いますよ。国もラッカも。自分が補佐になっても文句がでらんくらいに」
双子の姉:レビルル【illust/108496574】
「ぁーー…騒がしい。……大丈夫だって分かっているでしょう。”競い合い”までして見せた役を、投げ出したりはせんよ」
「書けんけど読むのは好きなんで。長様からの文を保存以外にどうしろと…同じモノは二度と手に入らないのに」
「俺達二体で1つの星、変な気遣いやめろや。片方がズレるとこっちまでズレるわ…何処に居っても強く、己らの大事なもん見失わん星になる…前補佐のカケラへ誓った事、忘れんように頼みます」
妹:オルバさん【illust/108358388】
「…オルバさんは何処へ行っても好かれるでしょうから、あまり心配はしませんが、何かあったら知らせて下さい、絶対に」
「夢、叶うと良いですね。自分も調べてみてるんですが…オルバさんの方が情報が集まりそうです」
「俺達の最輝星。翼の届かない土地へ行かれるのは正直不満ですが、無事を信じています」
◇事前関係
忠誠を誓った長であり心友:ギナフさん【illust/108730092】
「…筆を握る教養、ラッカを導く確かな統率。見かけだけじゃ無い…大きな翼のお方だと民も俺も思うてます…何だ、外の者に妙なこと言われたんかと思いましたわ」
「器用ですね。消える会話より残る文字の交流の方が特別心に残りますから長様の一筆記す技は羨ましいです……あ?俺宛ですか?返事書けませんって、いや、頂戴致しますが。」
「はぁ…俺が水国へ何しに行くんか、本当は知っているくせに…優しい顔して罪作りな手紙よこして……風通しの良い場所しか案内できませんよ」
「良い時代になった、なってしまった。恵まれすぎて少し怖い時があります。考えすぎでしょうか……兄貴のお考えに添えるなら俺は善にも悪にもなれますよ。もしもの時は何でも言ってください」
「兄貴が星なら昼間でも見えそうや…迷う方が無理な話。何処までもお供しますよ……でも、その呼び方はやっぱり照れますわ」
◇所属民族
落とし星の民~ラッカ~:【illust/105622940】
◆運命の絆◆
素敵な御縁にめぐまれました
病めるときも健やかなるときも笑顔をくれる大事な番
エル・ロコさん【illust/108162242】
水の国と月の国、そして民の多い夢の国
アルレオは3つの国を飛ぶことが多い鳥でしたが
儀式で使うような小さなカケラや特別な大きなカケラが落ちているかもしれないと
花の国の空を飛んでいました。
奇病について調べても、錯誤する情報を相手にした後だったので
休憩の意味も込めての飛行
カケラを探していると
なにやら住民達が集まっているようでした
笑い声が気になり様子を見ようと降りてみると
真ん中で賑やかにラッパを吹いたり太鼓を鳴らしたり
楽しそうに円の真ん中で歌うpkmが居りました。
奇病が影を潜め、差別も減った世界を表すような陽気な場
終わりが間近だったのか、それとも集中していたのか…
つい最期まで演目を見続けて、気づけば集まっていた住民は拍手をして解散の雰囲気
……そこへ、フラフラとした足取りで近づいてきたのは
先ほどまで中心に居た陽気なpkm
アルレオの傍に来たかと思えばキョロキョロと何かを探しています
踏みそうだと思ったアルレオは、そのpkmを掴み
摘まみ上げながら顔を覗き込んでみましたが
悲鳴も上げず、苦情も言わずパタッと動きを止めたまま
こちらをジッと見てくる様子
確かに目があった筈…なのに一言も話さないpkmに
アルレオの方から「なんです?」と無愛嬌に声をかけました。
すると相手はスイッチが入ったように笑いだし、
夜空のような綺麗だと言いまた笑い続けました
相手の笑みがいつ止まるのかと考えていると
どうして芸を見て笑わないのかと訊ねられ、相手の気にしている事がようやく分かりました
確かに、周りの者達は笑っていましたがアルレオは静かに観ていただけ。
中心に居た彼にはその姿がチラリと見えた瞬間があったのでしょう。
面白くなかったのかと尋ねるpkmに向かってアルレオは隠さず答えました。
「そういえば周りの奴等は笑っていましたね。」
「俺はアンタの動きを見よって…なんや太鼓やラッパと器用に色々されるもんで」
「まぁ……関心してたんですよ。だから笑い処が分かりませんでした。他の奴は笑ってたんや…気にせんで良いんじゃないですか」
決して優しい言い方ではありませんでしたが
その答えを聞いたpkmは一層大きな声でまた笑うと
褒められて驚いたと言い
でも、次こそは笑わせてみせると宣言してきました。
「……つぎ?」
「はぁ…アナタとはもう会う事は無いと思いますけど。次に向かう国ですか?俺は水の国に…さぁ、行ける保証はありませんね」
「アンタは旅の者でしょう。俺に合わせるより稼げるとこ行ったらマシですよ」
2度会う事はないだろうと思っていたアルレオに
pkmは今度は何処の国へ行くのか、その国に向かう時には近くで芸を披露すると言い
約束を取り付けようとしてくれました。
アルレオは終始冷たい態度でしたが
大きな自分へ声を掛ける相手は民以外では珍しく、
それに”夜空みたい”との言葉が似合いもしないのに…何故か記憶に残っていました。
ーアルレオ奇病により死亡ー【novel/20139247】
2023-05-26 15:37:05 +0000