「…愛愛って…うっせ、愛なんて知らねーよ…。」
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終の病【illust/101528139】
こちらの企画に4期目もお邪魔させていただきます。
5/16 主催者様より承認いただきました、ありがとうございました。
6/13 メッセージ1件お返しいたしました、不着の際はご連絡ください。
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◇プロフィール
名前:レトゥス
性別:♂
年齢:24
所属:水のオーフィ国
種族:メ*タ**ネ
大きさ:とても大きい
一人称:オレ
二人称:オマエさん、呼び捨て
奇病数:6
特性:ぶき*う
「なんだよ…オレになんか用かよ。」
「オレの名前?……レトゥス。」
「オレに構うなんてオマエさんも暇だな。」
「…別に嫌なんて言ってないだろ。」
水の国にあるパン屋で育ったいじっぱりで不器用なメ*タ**ネ。
甘いものが大好物でパン作りが趣味。
仏頂面で素直になれないが根は優しい。
◇補足
両親が嫌いなわけではなく親への反抗心で家を飛び出しているだけです。
そのまま家の周辺には近寄ることなく各地を旅しています。
ですがいつか運命が見つかれば両親に紹介したいと思っているようです。
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6/13 レトゥスは素敵な運命と出会えました。
レトゥスが少し素直になれる温かい炎…オルバさん【illust/108358388】
いつもと変わらない旅の日々。
その日は違って偶然オレに声をかけてきたやつがいた。
「なんだよ…。」
声をかけてきたやつは大体睨まれたと思ってすぐ何でもないとどこかへ行く。
別に睨んだわけでもないけどな…。
ただ…今日声をかけてきた彼女は違った。
聞くと図書館の場所が知りたいらしい。
まあ、やることもないし…図書館へ連れて行ったらお礼を言われた。
…なぜか面食らった気分だった。
次の日また彼女と再会した、随分と早い再会だった。
「これから…?カフェへ行くだけだが…。」
なら一緒にと彼女が言ってきた。
「…は?なんでオマエさんと…」
言い切った後少し申し訳なさそうな彼女の顔を見てまたやってしまったと思った。
慌てて彼女の手を取る。
「…ッ!駄目とは言ってない!」
入ってから彼女の話を延々聞いていた、オレは…まあ…別に話すこともない…。
家族の話が中心だった…そういえばララと母さんたちは元気にしてるだろうか。
そういえば彼女、オルバはララと雰囲気というか何か…似ている気がする。
あれからなぜか、何度もオルバとお茶をした。
パンを作っていって一緒にお茶することもあった。
「オレみたいなヤツに構うなんて…暇なやつ…。」
ある時にうっかりと呟いてしまったそれは幸いオルバには届いていないようだった。
他にいるだろうに、オマエさんみたいな綺麗な*ク*ーンなら…
いや待て綺麗ってなんだよ…!
「…ッ!」
笑顔で返事をしてくるオルバがなぜだか眩しくて…見れなかった。
いつの間にかオルバがいることが当たり前になった。
ただオルバの様子もおかしくなっていった。
焦燥しきっているような…理由はわからないが何かがおかしくなっている…気がする。
「オルバ、オマエさん最近おかしいぞ?何かあったのか?」
泣きそうな顔でオルバは打ち明けてくれた、旅に出た本当の理由を。
「オレには種族や立場のことなんてわからん。
だが…オマエさんの行動で救われたり変われたやつだっていただろ?
オマエさんが行動したからできたものだってあるんだ。
これはオマエさんにしかできないことだろ。
胸を張れよ、オルバのやってきたことには全部意味、あっただろ。
オルバが思っている以上にな。
それから家族ときっちり話、してみろよ。」
オルバは目を丸くして驚いたような表情をしていた。
その後笑って家族と話をしてくると…1ヵ月後にまた会おうという約束を口にして。
オルバのいない1ヵ月はまあ…何か物足りない感じだった。
家を出てからのオレは独りでいたはずだったんだが…。
いつの間にかオルバがいることが当たり前で、彼女を手放せなくなっていた。
家族に思っていたようなものじゃない、特別な感情。
気付くのが遅すぎるが…。
今日が約束の日、この1ヵ月はオルバと過ごした日々よりも長く感じた。
オルバと再会した、再会した時のオルバはとても綺麗な笑顔で…。
大事な話があると言われた。
まっすぐオレを見てお守りを差し出しながら告白されてしまった。
まさか彼女から告白されるとは思っていなかった。
「…オレも。」
…気の利いた返事はできなかった。
かわりにそっとオルバのことを抱きしめた。
もうオルバのことを手放せそうにないな。
3/17 奇病によりレトゥスはロストしました。
最近身体がおかしいと思ってはいた。
オルバ…オレは先に逝く、悪いが子たちを頼む。
すぐこっちに来んなよ。
オルバ…オレの唯一。
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◇親族
抱擁してくれる優しい母さん…ソティスさん【illust/106742299】
「ソティス母さんオレももう子供じゃないんだから勘弁してくれ…。」
すぐに泣いてしまうもう1匹の母さん…アマレット【illust/106741126】
「アム母さんの作ったパンがやっぱり一番うまい。」
数年会っていない兄弟ララ…ラシラスさん【illust/108171033】
「もうしばらく会ってないな…まあ、ララが元気なら…それでいい。」
花の国のパン屋…ソレイユ【illust/104552469】
「すごい笑顔でパンをくれたんだけど…母さんの作ったパンの味に似てた…気がする…。」
花の国のパン屋でショーを見せてくれた…ヴェールさん【illust/105584815】
「…オマエさんが…オレの祖母さん…?母さんから話だけ聞いて…。」
2023-05-15 23:03:04 +0000