今回は、人類の味方に戻った「化け猫のヒナタ(illust/106250041)」が、最終決戦に備えて新型機「Stealth Cat X」の試運転を行っている最中に、敵精鋭部隊「猫組」の残党と思われる敵(illust/106901174)と遭遇する場面を描いてみました。今回登場した新型機は、人類が猫組から機体の設計に必要な設計や建造技術を奪還したことで建造が可能となったものの一種で、かつて敵機だった「Stealth Cat・輝(illust/105308995)」の更なる改良型にして、オプレッサーとの戦いにも対応可能な機体という設定です。
この作品は、Blender及び、RadeonProRenderを使用して制作しました。
今回のご出演は・・・
クラッシャー(illust/99552116)
スカイフィッシュ(illust/100950764)
Assault Cat Type-F(illust/106244928)
Stealth Cat X(illust/106991547)
この作品に登場するStealth Cat Xは、作品制作途中のものを使用しており、本番のものとは配色が異なります。
ヒナタ「ようやく新型機が完成した。早速試運転を開始する。」
ヒナタ「だが、決戦までの時間は短い。限られた時間で試運転を完了し、かの者(illust/99274104 & illust/104914731)と戦わなければならないようだ。」
かの者へと至る道は、行政府エリアからの正面突破が最短であると思われるが、そこを通るとなれば、例の大要塞(illust/106346365)を撃破する必要があるだろう。従って、かの者を素早く倒すとなれば、他の「裏道」から回り込み、奇襲するという手段も検討する必要がある。
その「裏道」があると予想される場所として、工廠エリアが考えられるが、そこを突破するとなると、オファニム(illust/106558929)の結界に阻まれる。しかし、彼の新型機はオファニムの結界内での安定性を向上させたことにより、行政府エリアからの正面突破と比較して、裏道からの奇襲の方が容易である可能性もある。そのため、彼はオファニムによる影響を確認するためにも、工廠エリアの付近で新型機の試運転を行っているのである。
・・・異変は突然訪れる。「猫のような物体」は、いつも突然現れる。
奇襲が得意な彼であるが、今回は、Assault Cat Type-Fの改良型を操縦する、猫組の残党と思われる者からの奇襲を受けてしまったのだ。その者は、もはや偽装人格が過度に劣化し、消滅寸前となった「ロストナンバーズ」であった。
ヒナタ「これで決める!!・・・ねこパンチ!!」
だが、彼の攻撃は1発も当たらない。
ヒナタ「・・・攻撃してこない!?・・・どこへ行く!?」
しかし、敵は彼には一切見向きもせずに去っていく。いや、彼を警戒しているのか、避けるように行動しているようにも見える。結局、最新鋭機ですら、その敵を撃破することは不可能だった。
機体の性能は、想定では彼の新型機の方が上となるはずだが、敵は暴走状態であるためか、彼が全力を発揮したとしても、思うように倒せないようだ。
2023-04-07 14:54:29 +0000