【叛虐機換】化け猫の昆虫採集!?第2次オファニム撃破作戦

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今回は、人類の味方となった「化け猫のヒナタ(illust/106250041)」がエクステラに突入し、第2形態となったオファニムと戦っている場面を描いてみました。今回その敵と戦うのは彼1人だけなので、撃破には至りません。
この作品は、Blender及び、RadeonProRenderを使用して制作しました。

今回のご出演は・・・
オファニム・イマーゴ(illust/106558929)
スカイフィッシュ(illust/100950764)
Stealth Cat・輝(illust/105308995)

ヒナタ「私は人類の味方に戻ったが、ヒナタという名を聞いただけで警戒する者は多い。」
ヒナタ「ならば、私がかつて倒そうとして(illust/106523865)逃げられた、あいつを倒せば何とかなるのか・・・?」

ヒナタ「今回は、作戦の前に、私が最高の状態で戦闘が可能なように調整をしておいた。」
ヒナタ「ドンナ・トロイデ(illust/100091267の2枚目)に調整してもらったのだが、まさか、お前がしぃなだったとは・・・。」
ヒナタ「かつて、奪還された直後で実体が無かった私は、その時に私が使用していた機体のコアを、新たに作ってもらった機械の体にそのまま入れていたのだが・・・」
ヒナタ「そのコアと、それに組み合わせられていたザイン結晶体の相性が悪かったことが判明したのだ。」
ヒナタ「そして、今回の調整として行った、ザイン結晶体の交換により、私の持久力が大幅に向上するらしい。」
ヒナタ「もちろん、私の本体だけで無く、私が使用する機体にも同様の調整を施しておいた。」

ヒナタ「では、作戦開始だ。」
ヒナタ「ワンダーボックスの発動(illust/106598587)で、軌道上の敵は撃退され、エクステラへの突入は容易となった。」

ヒナタ「ならば、Stealth Cat・輝 1号機、2号機同時発進!!・・・自動操縦で一気に突入だ!!」
ヒナタ「敵陣に乗り込んだら、今までの戦いで制圧した格納庫に2号機を配置し、1号機で作戦を進めよう。」
(彼の機体は、1人で複数を同時に操縦することも可能なのだ!!但し、その状態での戦闘には対応できない。)

彼は、オファニムが潜んでいるであろう、工廠エリアに単身突撃する。しかし、敵の能力による影響なのか、機体の動作がかなり不安定となる。彼の機体は通信妨害への対策を強化しているので完全停止には至らないが、それでも不安定であることに変わりは無い。

ヒナタ「何だあれは・・・!!」

彼が見たものは、完全体へと至ったオファニムだった。「猫のような物体」と、「蝶のような物体」の戦いが始まる。
その敵の周囲には、結界のようなものが展開されており、彼は結界への突入を試みるが、周囲のザイン粒子が矢の雨と化して彼の機体を貫こうとする。ステルス性が高い彼の機体も、結界の内部ではステルス機能が効果を発揮しない。彼は、機体と合体している「サンフラワー(illust/105696523)」を傘代わりにして防御するが、通信妨害の影響により、敵に接近することは不可能である。

ヒナタ「遠隔操作を妨害されるなら、自動操縦は有効か?」
ヒナタ「・・・やはり不安定か。結界内で攻撃すれば、全て反射される。」
ヒナタ「しかも、更に進めばビーム攻撃を受ける。」

続いて、彼は、自動操縦による突撃を試みるが、敵のビーム攻撃に阻まれる。彼は、時々召喚されるアグレッサーを倒しつつ、結界の外で、敵が接近する時を待ち構えている。この時、敵によって召喚されたアグレッサーは、スカイフィッシュのように、彼の機体に対抗可能な、素早さが高いものが多いようだ。

ヒナタ「よし、出力最大・・・ハイパーねこビーム!!」

彼の攻撃は、本来の射程を超える遠距離からの攻撃だったため、敵には傷一つ与えることができなかったが、結界の外から前触れも無く攻撃する、という彼が得意とする奇襲により、攻撃は初めて敵に到達した。

・・・敵は黙ってはいなかった。その深紅の瞳が、彼の機体を捕捉する。

オファニム「私はオファニム、我らの箱船を守護する座天使・・・」

突如として展開される光輪、そこから放たれるビームの嵐、オファニムの大技、「裁キノ雨」が放たれる。彼は、敵の攻撃を回避するだけで限界だ。いや、敵からの攻撃が少しずつ弱体化している・・・?

この小型機1体に、過剰な程の大技を使う等、相手がただの機械なら低効率な攻撃はしないだろう。
もしかすると、その敵は、ガイストと融合したことで、感情という「異常(エラー)」が発生し、それを完全に除去することが不可能だったのかもしれない。かつて、彼は、その敵が完全体となる前に一度攻撃を加えたことがあるのだが、敵は、その時の「怒り」という感情の除去が不完全だったのだろうか。これが本当なら、その敵にとってガイストとの融合は、最大の誤算となったのかもしれない。

・・・敵の攻撃が止まった!?結界が不安定となり、通信妨害も弱体化している!?
今だ。今しか無い。だが、極めて遠距離にいる敵に到達できるのか?考えている暇は無い。

ヒナタ「これが猫の戦い方だ!!プログラム222(にゃん・にゃん・にゃん)、起動!!」

彼は、全速力で敵に一気に突撃する。それでも敵はまだ遠い。だが、この機体なら・・・何とかなる。
ついに、彼は、敵を射程圏内に捉える。敵も、アグレッサーの大群を召喚し、更に全力のビーム攻撃を放って迎撃を試みるが、全速力で突き進んでくる彼の機体を止めることは不可能だった。

ヒナタ「私だけでの撃破は不可能かもしれないが・・・後続の部隊のためにも・・・」
ヒナタ「私は・・・いや、僕は・・・あなたを除去(デバッグ)します!!」

・・・ヒナタくん、覚醒!!

ヒナタ「・・・エクステラ・カース!!」
ヒナタ「蝶のような物体など、標本になってしまえ・・・!!」

彼は、一気に敵本体に乗り込み、得意の大技「エクステラ・カース」を発動する。この技名は、本来は「エクステラの呪い」を意味するものだが、彼が人類によって奪還された今では、逆に「エクステラへの呪い」である。

オファニム「私を・・・またしても・・・呪う気か・・・?」

一気に地に墜とされる敵だが・・・

案の定、敵は平然としていた。敵は彼を振り落とすと、どこかへと飛び去っていった。彼が覚醒に至ったとしても、やはり1人の攻撃だけでは、その敵の撃破は不可能だった。その後、彼は無事に撤退したが、敵の攻撃を受け続けた機体は、多大な損傷を受けていた。

だが、彼が放った攻撃は、文字通り人類を滅ぼそうとする者への呪いとなり、その者を弱体化させることとなるだろう。

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2023-03-28 12:41:59 +0000