今回は、人類の味方となった「化け猫のヒナタ(illust/106250041)」が、敵精鋭部隊「猫組」の残党を倒し(illust/106191560)、その後、機体を乗り換えてルカナルさんの援護を行った(illust/106313319)後、彼がアグレッサー「オファニム・ラーヴァ」に遭遇し、交戦している場面を描いてみました。この時、オファニム・ラーヴァは人類側からの攻撃(illust/106251762)で撃破寸前となっていたので接近は比較的容易でしたが、彼の攻撃をもってしても、その敵が撃破されたとは限りません。時系列は、人類側が、エクステラへの突入作戦を実施する前辺りを想定しています。
この作品は、Blender及び、RadeonProRenderを使用して制作しました。
今回も、柳沢 遥さんの「ルカナル・ハーヴェンさん(illust/104587777)」にご出演いただきました。
今回のご出演は・・・
ガンダック(illust/99311151)
フィデス改(ルカナル・ハーヴェン機)(illust/101210853 原型→illust/99280575)
オファニム・ラーヴァ(illust/101110059の2枚目)
Stealth Cat・輝(illust/105308995)
猫組の者や機体については、こちら(illust/104028515 & illust/104389512)をご確認ください。
人類の活躍で、タルタリヤ巣窟砂丘の敵は順調に撃破され、制圧が進んでいた。そこに、突如出現した猫組の残党は、ルカナル・ハーヴェン率いる部隊を襲撃した。その残党を迎撃するため、人類によって奪還され、味方となった「化け猫のヒナタ」が出撃した。
そして、彼によりその残党は撃退されたが、彼がその時に操縦していた機体「御衣黄・煌(illust/105324051)」に異常が発生してしまった。しかし、彼の機体は、遠隔操作型の無人機でだったため、当時、機体操縦の訓練を行っていたラニ(illust/99875544)の協力で、彼は、機体を「Stealth Cat・輝 2号機」と交換し、ルカナルの援護を継続して行っていた。
ルカナル「・・・敵の増援を確認!!」
ルカナル「ヒナタは回り込んで!!」
ヒナタ「了解!!」
彼らの活躍で、周囲のアグレッサーは撃破された。しかし、倒したと思った敵が、最後の力でヒナタに反撃を仕掛けてきた。
ヒナタ「奇襲された!!左側メインセンサーユニット異常!!」
ルカナル「ヒナタ、大丈夫か!?」
ルカナルは、ヒナタを襲った敵を撃破する。ようやく全ての敵を倒した、と思ったその時である。彼らが進軍した先に待ち構えていたのは、まさかの「オファニム・ラーヴァ」だった。
ヒナタ「こんな時に限って大将(ボス)のお出ましか?」
ヒナタは「いつも突然現れる」のが定番だが、今回突然出現したのは敵、しかもそれはボス級だった。
しかし、オファニム・ラーヴァは他の部隊が既に撃破寸前まで追いつめていたので、彼が更なる攻撃を受けることは回避された。それでも、オファニム・ラーヴァの通信妨害は強力で、通信妨害対策を強化した彼の機体でも、動作は不安定となってしまう。
ヒナタ「動作が安定しない・・・。やはり、無人機では、通信を妨害されると思うように動けないか・・・。」
ヒナタ「敵は既に倒される寸前だが、討伐部隊は苦戦しているようだ。ここで私が攻撃すれば、少しは援護になるか・・・?」
ヒナタ「機体は少し故障しているが、それでもまだ余裕はある。」
ヒナタ「たかが、メインセンサーユニットを半分破壊された程度で、立ち止まるわけにはいかない!!」
ヒナタ「私がかつて敵だったにも関わらず、信頼してくれたルカナルさんのためにも、私は目の前の敵を倒す!!」
彼は、機体の性能を低下させられながらも何とか機体を動かし、オファニム・ラーヴァに一撃を加えようとする。
ヒナタ「こうなったら・・・女王様気取りのお前を倒す!!」
ヒナタ「これは、私からの呪いだ!!・・・エクステラ・カース!!」
ルカナル「妨害電波が弱まった!?・・・ミサイル発射!!」
エクステラ・カース、それは、彼が得意とする大技だ。かつて、彼が敵だった頃、その技の性質が、聖女(illust/99246201)の能力「エクステラ・グレイス」の敵版だったためにこの名があるが、今はもはや「エクステラの呪い」では無い。強いて言えば、「エクステラへの呪い」なのだ。
彼らが放った攻撃は、オファニム・ラーヴァを直撃した。しかし、相手はボス級のため、その攻撃が本当に効いたのかはわからない。なお、彼らはその後、無事に撤退した。
しかし、この時彼らが戦った敵は、オファニム・ラーヴァ、要は幼虫だ。よって、一度その敵を倒したとしても、成虫となって復活する可能性は高いだろう。
・・・案の定、敵は倒れてはいなかった。最終的に、オファニム・ラーヴァは、リオス(illust/105124724)たちの討伐部隊が完全撃破(illust/106527916)を果たしたが、それが撃破された時には、既にオファニムの本体は完全体となってエクステラへと向かった後で、要はこのオファニム・ラーヴァは本体の分身だった、というものであった。
2023-03-24 14:54:22 +0000