【崩れた塔】illust/104709011にて登場した四人のザリア兵になります。
蛇足かなと思いつつ漫画を描くにあたりキャラデザを詰めたので投稿するにいたりました。
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『魔物に喰われた彼らが遺したのは
それらの骨片と肉片だけだった
人々を護るためにその生命をかけた彼らは
何を思い 何を夢見ていたのか
今となっては誰にもわからない』
ワタリガラスさんの小説シリーズ「骨売りの帳簿」より【兵士の腕】から引用novel/18815266
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上記引用にもあるとおり、その人間が何を思い生きていたのか今となっては誰もわかりません。
アルベリオーは彼らのことを覚えていますがあくまで主観的な感想であり、また意識的には思い出せず正確さにも欠いています。
▼自キャラ▼
【アルベリオー・アランモーヴ】illust/103330381
▼企画元▼
【pixivファンタジア Scepter of Zeraldia】illust/101965643
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アルベリオーは生涯彼らの墓を作ることを嫌った。
―遺体もないというのに何を埋めるというのか
俺以外に訪れるものもいないというのに、弔いが彼らにとってどんな慰めになろうか
墓石など旅人の足を癒す腰掛けにしかならないし、四つでは足りぬというものだ。
彼の地で倒れ顧みられぬ者は他にも多くいるのだから。
2023-01-22 09:40:00 +0000