【PFSOZ】甘い苦い【アラディア院】

横山チヨ
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※血が出ます。

「ゔぇ〜〜〜〜〜ん」
「…………何か甘いもんでも食って来て良し」
「…えっっ!!いいの!!?寝る前なのに!?」
「ウワッッ珍しい」
「歯は磨き直せよ」

■80年前の話。読まなくても良い補足。
アラディア院在学中の話。
友人が骨飴を食べてから解体されるまでの展開が早すぎた&「骨飴病」があまり有名ではなかったため、ダガージオが骨飴病についてちゃんと知るのは売人達殲滅後。
後で調べた結果「甘いと感じたことで感染するらしい」とわかったため、味変の魔法をダガージオ自身にかけ続けながらアラディア院での研究を続けた。
最終的に、一度飲むだけで自身の味が変わる「苦々味変薬」を開発。学院の金銭的援助を多分に受け、超安価で各地にばら撒いた。

■関連
骨飴病、苦々味変薬【illust/102155326

■80年も前に終わった過去の話なので、ダガージオにトラウマは残っていない。
ただ、一対一で話す時に「おい」「お前」「てめえ」とばかり呼んでいたこと、事件後しばらく意図的に思い出さないようにしていたことで、いつの間にか友人くんの名前は忘れてしまいました。口に入れられた手の味とか、学院での思い出とか、なんでもないことばかりを覚えている。
この暗めのノリは多分ここで終了です。わちゃわちゃに戻ります。

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■ 腐蝕無きダガージオ(と子ども達)【illust/101981562
ダガージオ:元々甘党。口に突っ込まれた友人の手が正直めちゃくちゃ甘くて美味しかったことを今も覚えている。骨飴病になったため、同じ骨飴病の人の体臭を甘く感じる。あんなことがあったのに変わらず甘いものが美味しい自分が嫌だったので「甘いものが嫌い」と公言している。白い杖は友人の物。黒い自分の杖は普段出さない。
ジーグ:これは流れでオレも甘いもの食べて良いだろヤッタゼ!とポルカと一緒に食堂へ行く。
ポルカ:苦すぎて可哀想なほどに顔のパーツが中央に寄った。「メシだあ!!」は市場の奴隷達に食べ物が与えられる時に周りの大人が言っていた。

友人くん:運動が苦手で、喧嘩もほとんどしない。食べ物系の魔法ばかり習得していてそれ以外の魔法は上手ではなかった。研究の一環でその地特有の食べ物や料理を求めて様々な国や地域へ行くことがしばしばあった。その際「あれ美味いんだ〜〜お前も行くだろ!」とダガージオも連れて行ったりしていた。

#pixivファンタジアSOZ#アラディア院#【ダガー先生んち】

2022-11-29 15:12:27 +0000