====================
~乗車前・偶然の再会と新しい出会い~
====================
「やあこれは驚いた。花の化身かと思ったよ。お名前は?お嬢さん」
「恐れ入ります。ご主人様よりホレムの名を頂戴しました」
「姿に違わぬ美しい声だ…願わくば私に一曲賜われないだろうか?」
「出会い頭にナンパしないでくれないか」
「ひさしぶりに会ったのに冷たいなキミは…まるで悪魔だ」
「悪魔だよ」
「もっとお客様に言うみたいにしてくれたまえよ乗務員さん?」
「…」
「何だその目は。主に文句でもあるのか?悪魔」
「相変わらず態度は大きい使い魔だな」
====================
~乗車中・拝啓列車の上へ~
====================
「いい月夜だねお嬢さん方。しかし少々にぎやかすぎるな」
「何じゃお前は?」
「乗客さ。あんまり続くとおちおち景色も楽しめなさそうだからね…早めに治めてもらおうと思って」
「主。ここはジュリエッタめが」
「いいよ下がっておいで…
ぐっ
…っダメだあーーーっはっはっは!手!腕!多すぎだろ手が!!手ぇーーーっひっひはははぁっはごぶっ!
すなっ砂入っごふっごほは!!!」
「主!!!」
「…大丈夫かこいつ」
========================================
□お借りしました(敬称略)
嘘破りのエメス【illust/102334675】
野薔薇姫【illust/102318567】→ホレム【illust/102628404】
廃剣カレ【illust/101966944】
『初月』サクヤ【illust/102075646】
『非公式イベント』
砂塵紀行【illust/102325198】
└テナルデイの書【illust/102455892】
■にぎやかしの吸血鬼と使い魔【illust/102434191】
組から要請があったので砂漠に行こうとして列車に乗ったけど砂漠か…暑いし日は差すしどうもな…このまま列車の旅を満喫すべきでは?と思い始めている。
2022-11-13 14:27:59 +0000