Ekato潰翼病（ついよくびょう）
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◆概要
発症すると翼が生える。容姿の成長速度が著しく低下し、やがて停止する。
身体の細胞が徐々に羽に変質し、激痛が発生。段々崩れ落ちていく。
翼に埋もれ崩潰した羽により潰れるように死ぬ為、潰翼病と呼ばれる。
別名、羽壊病（はかいびょう）、天使の呪い、生贄の羽化（うか）…等。
明確な原因は不明。治療不可。症状の緩和は可能。
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◆詳細
［症状］
①発症時（翼）
背中から鳥類や天使のような翼が突然生えてくる。多くは肩甲骨の辺りからだが個人差がある。元より翼を持つ場合、多少ズレた位置から生える。翼は必ず背中側から生え、一対（二枚）のみである。翼には骨や神経が通っており、動かせる。練習すれば飛行も可能。翼はもがれると痛い。翼を無くしても症状の進行は止まらず、翼は再度生えてくる。
発症時期から身体的成長及び老化の速度が著しく低下する。発症から2～4年程経過すると、容姿の変化は完全に停止する。精神的な成長や記憶力等には影響が出ない事が確認されている。
②進行（羽化）
翼の根元を中心に、身体中のあらゆる箇所で細胞が異常変質し、羽のようなモノに成る。これを「羽化（はねか）」と呼ぶ。羽化は皮膚の表面から始まり、徐々に内側にまで到達する。羽化の箇所や範囲は個人差がある。
羽化には皮膚が剥がされるような感覚の激痛が伴う。
羽化が進行すると、羽は零れ落ちる。身体が次第に羽に埋もれていくように崩れていき、羽化が内臓にまで達すると身体機能が不完全になり死亡する。
羽化は罹患者の生命力と魔力を少しずつ蝕み削っていく。魔力も無く寿命も短い種族が罹患すると身体が羽化しきる前に、瞬く間に死に至る。長命種や魔力保有量の多い種族であれば、羽化しきるまでは死なないが、生命力及び魔力は低下した状態が続く。
[原因]
明確な原因は不明。しかし、飛沫や接触により感染するウイルス性の病では無い事が判明している。
体内の保有魔力と自然にある土地の魔力が相反して発生するという説や、大昔に使用されていた呪術の漏洩あるいは残滓による呪害であるとの説もある。
[治療・緩和]
現在の所治療法は皆無であり、不治の病に分類される。
薬や魔術による症状緩和は可能。羽化の進行を遅らせて延命する薬が開発されている。
また、痛み止め薬で羽化に伴う激痛を緩和できるが、非常に強い鎮痛成分が必要となる。
◇潰翼病向け鎮痛剤兼進行抑制剤『翼制剤』【illust/103903776】
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PFSOZ【illust/101965643】
全作品追えていないので、既出でしたら申し訳ありません…
重い病に罹りたい！翼の無い種族だけど生やしたい！と言った気持ちで作りました。所属先の組織や、元になる種族さんの設定・規約上問題の無い範囲でしたらご自由に使って頂いてOKです。
［禁止事項］
・他の方の設定を害するような使い方
・治癒描写（不治の病なので）※1
・過度な露出 ※2
※1 一度罹患すると絶対に治りません。エイリル教団が勝利した場合、ファルメディク治癒薬学協会【illust/101966521】により治療法が発見されます。それ以外で治癒の可能性は絶対にありません。
※2 羽化した部分の肌は、ふつう他人に見せるべきでは無いという認識が一般的です（翼は除きます）。また、外気に晒される等すると羽化部分の痛みが悪化したり崩れ落ちやすくなったりします。よって、罹患者は着込みます。
罹患者例【illust/102364212】
緩和薬の開発者【illust/103705091】
※支援の為教団タグをつけていますが、組織や地域問わず発症が確認されています。
2022-11-12 09:30:49 +0000