「ホロ 怪物はきらい。騎士が倒すべきもの だ」
ある日、ふらりとザリア軍に現れた少年。
剣の持ち方も、馬の駆り方も、鎧の着方も分からない。
ただ、彼が分かるのは「騎士」になりたい。
その心だけ。
「ホロ、騎士 なれた?」
◇────◇────◇
絵本で読んだ
おどろおどろしく恐ろしい怪物を
騎士は力強く剣で斬り殺し
美しく心優しい姫を助けるのだ
怪物は願った
騎士になりたい
騎士には剣を持つことができる小さな手がある
騎士には馬に乗ることができる小さな足がある
騎士には鎧を着ることができる小さな体がある
「あれ」になりたい
願いは「それ」に呪いをかけました
「それ」は「少年」になりました
「あれ」になれた時、本物の「あれ」になれる
ただし、「あれ」になれなかった時、呪いはなくなってしまう
「それ」は、これだけが分かっていました
こうして「それ」は「少年」になりました
◇────◇────◇
「それ」の目を直接見た貴方は
最も最近の夜に悪夢に魘される。
それは該当作品の末尾IDが1〜6の時は適用されない。
「それ」に近づき触れた貴方は
触れた最も近い肌が焼け爛れる。
それは該当作品の末尾IDが1〜3の時は適用されない。
「それ」に近づき傷付けた貴方は 泣き崩れ後悔することになる
「それ」は怪物しか傷つけない。
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『羨望の騎士』ホロ【illust/102088145】
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2022-10-29 13:19:04 +0000