(2023/11/27追記)
◆非公式イベント:PFSOZ-道半ばの物語【illust/113729682】
投稿完了しました:novel/21420860
「あっはは!! みっともない嫉妬はやめた方がいいわよ? だってそんな事をしてもお腹が減っちゃうだけで非効率的でしょう? ならその時間で魔鍵術の腕を磨いて、アタシを見返せるだけの力を付けた方がよっぽど効率的だと思うわ!!」
「あら? オズ教授ってばまた熱心な生徒さん達に囲まれて――って、うわっ!! 教授ったらいつの間に背後に……あっはは!! アタシがあげた魔鍵をもう使いこなすなんてさっすが~♪ ちょうどいいわ、これから魔鍵の材料を調達しに行くから、教授も付き合って♪」
「お家の期待とかはどうでもいいけど、頼まれたからにはちゃあんと“鍵作り”はするわ……あら? どうかしたの“ちょうちょさん”? 随分驚いた様子ねぇ……あ!! もしやアタシの『普段の不真面目な態度』と『魔鍵術師の使命を全うする真面目な態度』との乖離に頭が混乱しちゃった感じかしら?」
◆アリーチェ・ヴェルデマーレ Alice Verdemare
20歳/女性/154cm/アラディア院/職業:大学院生、魔鍵術師(まけんじゅつし)
一人称:アタシ/二人称:アナタ、名前+さんor役職名呼び/微妙に汚くなりきらないギャル口調
◇魔鍵術師一門ヴェルデマーレ家当主の父と、月天郷を追放された月兎の母の間に生まれたお嬢様。
知的好奇心に溢れ非常に勉強熱心だが、物事(特に人の感情)を何でも論理的に分析したがる上、
自由奔放かつ一般的な倫理観やら良識やらが所々欠けているせいで、
同世代はおろか年長者達からも敬遠されがち(※本人は気にしていない)。
母を真似てギャルっぽく喋るが、所々口調が柔らかいのは言葉遣いに厳しい父の影響。
しかし本人の性格上、無自覚に煽るような言動を取っては敵を増やしがち(※本人は気にしていない)。
月兎の魔力の影響か魔鍵術師としての腕は歴代屈指。周囲から大いに期待されている一方で、
それまで持て囃されてきたいとこ達からの妬みも一心に受けている(※本人は気にしていない)。
二年ほど前から「天冥の境界(てんめいのきょうかい)」なる領域へ転移できる魔鍵を研究・開発しているが、
進捗はあまり芳しくない模様(※本人は気にしていない……と思いきや、少しだけ気にしている)。
現在はオズウェル教授【illust/102256373】主催のレンフィールド屍術研究室【illust/102269230】に入り、
完璧な魔鍵を完成させるべく、教授の技術や死霊術等に関する知識を日々熱心に勉強中。
オズ教授が現在取り憑いている身体の持ち主は自身のはとこ・イシェトであり、
教授自身とは似た者同士で大いに意気投合している。
「初めまして、オズウェル教授!! アタシは魔鍵術師一族ヴェルデマーレ家当主の娘アリーチェ!! さっきの講義で初対面なとこ悪いのだけれど、早速質問してもいいかしら? ねえ――“イシェト・ハーカー”って名前に心当たり、ある?」
「そう……イシェトちゃんもおバカさんねぇ? 命あっての物種っていうのに……ま、おかげで前に頂戴って言ってたリボンも貰えたし、オズ教授っていう面白い人とも仲良くなれたし、アタシに利益がもたらされたっていう観点からすれば、完全に無駄な身投げって訳じゃ無かったかも? なあんて♪」
「“天冥の境界”ってご存知? アタシね、そこの女主人からとびきりの魔鍵を作るよう依頼されているの。でもアタシ、霊とか彼岸とかそういうものに関する知識はからっきしで……ねえ教授? よければ教えてくれない? 霊とは、彼岸とは……そして死とは何たるものかを」
◆魔鍵術師
魔鍵(まけん)と呼ばれる特殊な魔法道具を作る職人系魔術師。
魔鍵には、指定した場所と場所とを自由に行き来できる「空間移動魔術」の鍵と、
自身あるいは対象の精神に干渉し効果を発揮する「精神干渉魔術」の鍵の二種類が存在。
魔鍵の生成には術師一人につき一本必ず与えられる魔法道具・タクトキーを用いる。
通常は「空間移動魔術」に特化した者と、「精神干渉魔術」に特化した者とに分かれるが、
アリーチェはその両方を生成できる稀有な存在であり、一族の期待の星。
有事の際はタクトキーを任意の武器に変形させて戦闘に用いる事もあるが、
基本的には「武器としてのタクトキーの使用は非推奨」とされている
(だがアリーチェはそんなの知ったこっちゃないので遠慮なくブン回している)。
◆オーダーメイド魔鍵・価格表 フレーバー程度にご参照ください
基本料金:10000ギラン(金貨1枚分) +各種オプション(約1000ギラン~)
アラディア院関係者割引:7000ギラン(銀貨7枚分)
◆天冥の境界
アリーチェが「魔鍵での転移」を目指している特殊領域。
天国にも地獄にも行けない魂達を預かる場所で、魂達の罪を雪ぎ天へ昇らせる事を目的としている。
この領域を管理する“霊魂の魔女”と呼ばれる女主人が魔鍵作成の依頼人で、
現在は蝶の標本+アリーチェが覚えたばかりの死霊術を用いてゼラルディアに干渉している。
(アリーチェは“ちょうちょさん”と呼んでいる)。
◇母が故郷を追放されるに至った大罪は『違法研究』。
母は『月天郷の外=地獄』という古臭い価値観に疑問を抱き、
追放ゲート以外の異世界転移手段を確立させようと極秘裏に研究していた。
その事がバレて追放され、のちの夫となる魔鍵術師と出会う。
最初は故郷で成し遂げられなかった自身の研究を完成させる為だけに父と接触した母だったが、
現在では「こんな楽しい世界、頭のお堅い王の一族のアホ共には勿体無い」と考えている。
◆PFSOZ/illust/101965643
2022-10-28 15:00:39 +0000