元はロンドン市長、あるいはブレグジットの推進者
変顔と過激発言、しかしながら巧みな演説家
EU離脱後の政治的混乱の収拾にコロナ禍と物価高、そしてウクライナ問題に取り組むも相次ぐ閣僚の、そして自身の不祥事による求心力低下により辞任を表明した
残されたわずかな時間で、議長、私の後継者にいくつか助言をしたいと思います。
まず、アメリカとの緊密な関係の維持、ウクライナへの支援、場所を問わず自由と民主主義への支援
可能な限りの減税と規制緩和で、英国をさらに最高の投資先、居住先にすること
私は財務省が大好きですが、ずっと財務省の言うことを聞いていたら環状道路25号線もドーバー海峡トンネルもできませんでした。
前方の道に集中すること、でもルームミラーを見ること
そして忘れてはダメです。
大事なのは有権者であり、ツイッターではありません。
この数年は人生で最高の栄誉でした。
私は保守党の、過去40年で最大の勝利に貢献し、政界の地図を塗り替えました。
議長、我々はこの国の民主主義を改革し国の独立を回復しました。
我々は、私は、この国がパンデミックを通り抜けるのに貢献し、別の国(ウクライナ)を蛮行から救うことに貢献しました。
正直言って、さしあたりそれで充分でしょう。現在のところのミッションは、だいたい完遂しました。
議長、感謝します。下院の素晴らしい職員の皆さんにも感謝します。
同僚議員のみなさんにも感謝します。労働党党首にも感謝します。
議長、ここにいる全員に感謝します。
そして「またな、ベイビー!」
~本年7月20日、ジョンソン首相が行った最後の議会答弁(TBS NEWS DIGより引用)
2022-07-23 13:22:04 +0000