「おやおやジョルジオ、また新しい恋人かい?まあそれはいいとして仕事の話をしてもいいかな?」
(憎い!憎いぞジョルジオ~~…!お前の全てを俺様が「消費」し尽くしてやるぜぇ…!)
オーダーズの一角を担うディノクレス重工の代表取締役。オーダーズCEO・ジョルジオ・セルジュとは幼馴染。
少年時代から共に切磋琢磨した間柄で、彼がリヴェルザインの開発、生産体制を立ち上げた際も
いち早く理解を示し協力。現在でもその発展、維持を技術、資金面で支え続ける盟友である。
……というのが表の顔で、裏では数々の違法行為に手を染め膨大な富を得ている。
それらは全て少年時代から現在に至るまでの才能、実績、評価…あらゆる面で彼に及ばず、
常に2番手に甘んじていた事によるドス黒い劣等感に起因している。
彼が心血を注いで築き上げたものを利用し腐敗させ台無しにしてやるのが彼の行動原理である。
【ディノクレス重工】
主にリヴェルザインや装備品の開発、生産を行う企業だが、慈善活動にも重きを置いており
孤児や貧民層に自社施設を提供し生活を支援、職業訓練等を行い自立を後押ししており、
その社会的評価は非常に高いクリーン企業。
…以上が表の顔であり、主と同じく闇深い裏の顔が存在する。
収容した孤児、貧民は適正があれば強制的にリベレイター化処置を施され、自社が運営する
PMCの戦力とすべく厳しい訓練を課される。育成完了後、彼らは小隊規模で編成され、
富裕層向けのVR空間内の闇サロンでそのオーナー権が競売にかけられる。
サロンでは様々なイベントが催され、兵士達は富裕層達の虚栄心や歪んだ欲望を満たす為に
より危険な任務、戦場へと向かわせられ撃墜スコアを競わねばならない。
なお兵士側はアグレッサーの撃破スコアに応じてポイントが加算され、5000ポイント達成で
除隊および一生困らないだけの莫大な報酬が約束されている。
2022-07-03 10:51:46 +0000