「ようこそ、霜神の庭へ。ここは、修行を修め、徳を積んだ者だけが来れる場所。貴方の望みは何か?」
「私は、古の約束により神様へ、この身を貢ぎに参りました。如何様にもお使いください。」
「我は、神ながら、創造神に仕える神官のひとり。修行中の身でなれば、貢ぎ物は不要。他に何か望みがあれば、叶えてあげよう。」
「私には、もう帰る場所がありません。それでは、霜神様にお仕えいたしたく。」
「我と供に修行するのならば、この地に居ることを許そう。それでは、この地で生きるための祝福を貴方に与えよう。」
~霜神さまサイド 心の声~
「えー、俺のところに女の子が来たよ。女の子は、「美神」の所でしょ。俺のとこは、イエティとかビッグフットとか雪男みたいな毛むくじゃらの筋肉達磨野郎ばかり来ていたのに。
「女の子とどうやって話したらいいのよ?何を間違えて、ここに来た??」
「人身御供だって!?いつの時代よ。そんなのだめでしょ!」
「仕えるって、仕官のことか?それともメイドさん?」
「給料はそんなに払えないけど・・・。まあ、いいか。職場に華はあった方がいいし!」
作者注)イメージスケッチの小さなサイズの落書きを、そのまま下絵にしたので、細かいところは、書き込んでません。まあ、雰囲気が感じられたら幸いです (-_-;;
2022-07-02 07:13:18 +0000