バレーボールをどう見るか。
わたしは、バレー経験者ではない。
ただ、海外の情報を集めて、
どうやって見えてくるか書いてみよう。
レイチェルアダムスのトスの練習で、
右足を出すというのに感銘をうけた。
足もそろえるのかなと思ったが、
その方が、右目で見た状態となり、
おそらく、セッティングが正確になるのだろう。
基本的に、右利きのセッターが、
右足をネット側にもってくるから、
そこでセッティングした状態が、つまり
アウトサイドヒッターに対して、ということになる。
もちろん、オポジットにセッティングする場合もあるが、
これも、身体の右側を使うようだ。
なんでも左右対称というわけではなさそうだ。
ネイションリーグも第3週。
ブラジル、中国のハイライトを見る。
上にも書いたが、セッターの基本、
右足を前に出すとは、右目を利用するためらしく、
たしかに、拳銃をうつとき、片目に合わせるシーンがある。
ここは対称かと思うと、実は、右足を出したり、
右目を使ったりとやはり奥深い。
基本的な線は、セッターは、右足をネット側に立つものだから、
当然、アウトサイドヒッターに対してセッティングするのが基本だろう。
ブラジルでいえば、ギャビーにタイミングを合わせる。
セッター問題?とよくいわれたが、
中田久美氏は、実は左利きのようで、
どうしてサウスポーの選手を当時の監督が
選んだかも謎だ。
左利きの場合、ネットに対して左足が近い
足になってしまう。つまり、
オポジットに対してセッティングするわけだが、
それが狙いだったかわたしは知らない。
大林もサウスポーだから、そういう意味だったろうか。
このころから、日本バレーは低迷してしまい、
たしかにロンドン五輪では3位に復帰したが、
バレー理解に取り残されたのではなかろうか。
くりかえし書くが、アメリカの選手は大学卒業後、
海外のリーグに就職する。当然
コトバの壁もないし、バレーのトレンドを常に
所有しているにちがいない。
今後も時間があれば、海外のバレー教室の動画を見て
気づいたことを書きたい。ネイションリーグ第三週の成績にも
注目である。
日本とオランダのハイライトも見た。
残念ながら、連勝はストップしてしまったが、
第5セットまでせるいい試合だった。しかし、
負けは負けであり、東京五輪を思い出して欲しい。
第5セットまでもつれても、バレーボールの場合、
いい試合だったね、ではすまない。
中田久美氏は、おそらく公の場に出て来ないだろう。
一敗を受けて、やはりまず、決勝リーグへ出場すること。
たしか、トルコ、セルビアと強国が残っているので、
負けはじめて、決勝進出を逃してはならない。
最終的に4位でもよいから、せっかくだから
ブラジルとたたかっておこうという気持ちでいいのでは
なかろうか。ギャビーひきいる、東京2位のブラジルと
ネイションリーグで肌を合わせておき、今後につなぎたいなど
そのつどゴールを変更、つまり修正するのもいいだろう。
また、古賀のパイプライン攻撃もよいし、むしろ
後ろからの方が功を奏して見える。また、日本人選手は
コートを大きく使えるようになっている。
日程的には、まずトルコとあたってから、
東京五輪3位の?セルビアとあたる。
セルビアに負けると想定すると、トルコ戦は落とせない。
イスタンブルには、ヴァキフバンクというスーパークラブチームがあり、
やはりあなどれない相手だ。
気持ちとしては、良いところを見せて、将来
ヴァキフバンクに1億円でスカウトされたい、いいところを
見せようといった気持ち設定でどうだろう。実際、
スーパーアイドル木村沙織も、そこでプレーした。
リオ五輪については別途書きたい。
また、おそらくベルギーもあなどれない相手だろう。
まず、トルコ戦だ。ケガにも注意だろう。
2019年のネイションリーグという動画もある。
本来であれば、20年が東京だったので、
前年のネイションリーグといえるだろう。
国内的には、2012年、つまり
銅メダルから、4年後の16年のリオ、
これを受けて、中田監督誕生だったのだろう。
自身の久光好調を受けて、起用されただろうが、
女性であるという話題性もそこに含まれている。
結果的には、平凡な結果であり、
人選に悪意も感じる。もし、男子の監督を起用すれば、
東京で大恥をかくのは、おそらく、男子バレーは
わかっていたのだろう。
それはそうと、日本選手は主将の古賀紗理那を
見習って欲しい。彼女のスタイルは
完全にアメリカンスタイルになっている。
井上も早くレセプションなど、ヒッティング以外の部分も
外国人なみになるべきだ。
中国の試合を見ても、
セッターに対して、アウトサイドヒッターを
左利きを置いている。
セッターは右足を出してあげるから、
これに対応するのは、右のヒッターではなかろうか。
中国がここのところ低迷しているのは、
こういった基礎を知らないと
通用しない時代だからだろう。
やはり、言葉の壁があり、中国人も
英語による教育動画を見ることができないのだろう。
第3週。ブラジル、韓国のハイライトを見る。
以前、日本の試合、2019年くらいだったか?
を見たとき、選手がコートでだんごになっているな
という印象だった。
もう一度書くと、アタックの練習動画を見ると、
レセプションから、セッターにパスし、
アウトサイドヒッターがヒッティングする、
つまり、二人で行う練習があった。
そのとき、アウトサイドヒッターは、
後ろにあとずさり、助走して
ヒッティングする。その繰り返しである。
つまり、選手の動きは、前後に伸縮する。
これが近代バレーではなかろうか。
後退することは、相手の強烈な
アタックに対処することにもなるだろう。
古賀紗理奈が、サラ パーソンズに対して
彼女はアタックだけではないと言ったが、
今のアウトサイドヒッターの動きは、
従来のおそらく二倍の動きが必要なはずである。
つまり、前後の動きで、ようやく
日本チームも今風のバレーに切り替わったように見える。
反対に韓国や中国は従来のバレーに固執し、成績を
あげられないのだろう。宿敵韓国といった表現は
もはや過去の遺物だ。
女子バレーは、おそらくセリエAの影響で、
垂直方向を向くバレーに発展した。
そういた場合、日本バレーは低迷したが、
21年のシーズンで、米選手がVリーグに残留し、
最新のバレーを日本人が学ぶことができたのである。
それがネイションリーグにおける好成績といえるだろう
2022-06-29 17:42:38 +0000