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普遍に、不変に、不偏に、過ごされていく日常。その日常の中でじわりじわりと染み出して溜まっていく泥。育てられていく泥。高念家の御息女、縁は弟の幸太郎の不登校を気にかけながらも、学校に委員会にお稽古にと、日々を忙しなく過ごしていた。一方幸太郎は、父に勘当されて登校を余儀なくされたが、学校に行けばいじめっ子の石伏に心臓を握り潰される日々。気にかけてくれるが助けてはくれない友人、スパルタ教育の担任、姉の嫁入り……泥が溢れた。
厭世蔓延るセカイ系小説。
☆おまけのWeb未公開短編小説付き☆
本編形式:PDF 520ページ
無配形式:PDF 39ページ
2022-06-17 11:41:34 +0000