今ではかなりの旧式艦であるカロン級を置き換えるために開発された新型のフリゲート。
艦首固定の2.5m重力加速砲への電力を確保するため、旋回砲塔の武装は
小型のものを主体としている。
2.5m重力加速砲は旧式の巡洋艦の主砲並みの威力があり、小型で機動力の高い艦船に
高い火力を組み合わせることにより、星系内の警備や海賊対策においての火力不足や
旗艦である強襲巡洋艦への依存度を低減することを可能としている。
旋回式の主砲としては、960mm固体弾芯プラズマ砲を搭載、船体底面に3基搭載されており
前級であるカロン級を上回る火力を実現している。
副砲としては、240mm固体弾芯プラズマ砲を搭載し
こちらは威力よりも速射性能を重視したものとなっている。
艦首固定砲の運用にあたり、大型の動力源が必要となるため、船体中央は
搭載スペースの確保のために箱型の構造を採用している。
防御面でも前級より強化されており、重力シールドとキネティック・デフレクターを搭載。
推進装置もグラビトンスラスターを使用し、火力、防御、機動力のどの面でも優秀な
高性能艦に仕上がっている。
2022-06-10 04:03:59 +0000