ネクロマンサーの少女の仕事

ヒロ
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今の時代、死んでなお疲れきった魂が多い。
死後にこれだけ疲弊しているのなら生前はどれだけ辛かっだろう?怖かっただろう?
中には自ら命を絶つ者もいたかもしれない。
生きていればいいことがある。人間界ではそんな言葉があるらしい。確かにその通り、生きて幸せを掴む者もいる。しかし中にはその言葉を信じて生きた結果、さらに凄惨な状態であの世へ来て、生まれ変わることさえ拒絶するようになった者もいる。少女は知っていた。頑張った者が限界を超えて頑張ってしまうことの末路を。さらに最後の最後までその努力が報われず、誰にも助けて貰えずに世を去った者がどれだけの苦痛とトラウマを死してなお抱え込むのかを。

少女は告げる。
「頑張ったね。苦しかったね。嫌なら無理に生まれ変わらなくてもいいんだよ。その傷ついて冷たい心が暖かくなって、もしまた歩き出したいなら私が力になるよ。」

不安定な魂をこの世に繋ぎ止め、魂が望んだ時にネクロマンサーとして生まれ変わる手伝いをする。それが少女が行う仕事。そして彼女にしか出来ないこと。

いつしか不安定な魂達は数を増やし、心優しい彼女に︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎憑く‪”‬ことが自分が生まれた意味だと思う者もいた。
そしてそんな魂達はいつしかこう呼ばれるようになった。「ふぁんでっど」と。

(*ˊᗜˋ*) ノこんにちわ
こんな絵を見てくださった方、ありがとうございます。今の時代、きっと疲れたまま頑張りすぎる人がいます。その人たちはきっと、ただ一言、頑張ったねって言って欲しいと思います。
私もその1人です。どうか皆さんもご自愛くださいね。(*^^*)

#necromancer#young girl#ふぁんでっど#Uruha Rushia fanart#Rushia Uruha

2022-05-31 19:15:47 +0000