IフィールドジェネレーターのMSへの実装は一年戦争当時から研究されており、試行錯誤の結果ユニット自体の小型化には既に成功している。しかし、莫大な電力消費量についてはいかんともしがたく、大出力核融合炉を有する機体が極短時間のみ稼働させるのが限界といわれていた。シスクードの主兵装であるIフィールドランチャーに装備されているユニットは従来のものとは異なる構造をとることで消費電力の問題を解決している。小型のIフィールドジェネレーターとフィールド誘導バインダーから成るこのユニットは、従来のものでは機体の周囲全面に展開すことしかできなかったIフィールドを、フィールド誘導バインダーを用いて正面に限定して展開することが可能となっている。(従来型がミノフスキー立方格子が充満した「領域」を作り出すのに対して、このユニットは「壁」を作り出す、と考えてよい。)展開範囲が少ない分消費電力も抑えられており、ある程度の出力を有する機体であれば運用が可能である。(ただし構造上機体内に内装することは不可能。また製造コストも非常に高い。)同技術はνガンダムのフィンファンネル(開放型メガ粒子加速帯)やユニコーンガンダムのIフィールドシールドにも使用されている。※妄想設定です。
2010-04-05 16:34:31 +0000