こちらの【illust/97429574】企画に生徒枠でお邪魔します。
蛇野 レジェロ(じゃの れじぇろ)
学年:3年生
年齢:18歳
種族:☆蛇ローダ
ピアノが好きだった青年。学年の途中で進化したことにより手が退化したためピアノを弾くことが困難になってしまった。
音楽部に所属していたが先のことがきっかけで2年生の秋頃に退部している。
気をまぎわらすようにサックスやヴァイオリンに手を出しているがしっくりこない模様。
物腰が柔らかく、冷静な性格で食べることが好き。勉強は人並みに出来る方。得意科目は音楽は勿論のこと数学も得意。
同種族間では痩せていると言われがちだがよく食べる。とにかく食べる。特に学食のカレーパンが大好物。
売り切れだった時は伸びてしまう。この学校に進学したのも「ごはんがおいしいから」だとか。
休み時間はよく図書室に行っており読書をしている。ただしつい鼻歌を歌ってしまいよく注意を受けてしまっている。
ピアノに対する未練は大きく、音楽部を辞めて以降は放課後の音楽室でこっそりピアノの練習をしている。
音楽室の前を通るとどこか彼の心情を表すかのように哀しげなメロディが聞こえてくる。
練習中、廊下から何度か視線を感じており持ち主の正体が気になっている。
追いかけてみたこともあったが、追いつくことはなかった。
「入ってきてくれたっていいのに。僕が教えるからさ。ああそれともキミがーーー」
◆台詞サンプル
「〜♪〜〜♪♪あ、すみません…つい鼻歌を…」
「カレーパンがない、そんな、カレーパン…」
「音楽のテストが不安?僕でいいなら教えるよ。どこがわからないかい?」
☆5/12ご縁を頂きました!
シャルさん【illust/98001280】
「~♪~~~♪♪ーーーッ」
ピアノを弾くのに不自由な体になってからどれくらい経ったのだろうか。
音は出せる。でも思った通りの音は出せなくなっていて苦しかった。
それなのにだ。誰かがずっと僕の音を聴いている。こんなメロディしか弾けなくなったのに、なんで聴いてくれるのか不思議だった。
気配を感じ何度も廊下に顔を出したこともあったけど、姿を見ることはなかった。ああでも、一度だけ青い炎がポツポツと残っていることはあったかな。まるで音符のように見えたな。
正体がわからないまま時は経ち、気づけば校内は後夜祭の噂で持ちきりになっていた。そういえばそんな噂があったなとボンヤリと考えていた。告白する相手、今はいないけどももし言うならば僕の音を聴いてくれたキミに伝えたいな。
文化祭当日を迎えあっという間に後夜祭の時間、僕は呼ばれた。同じ学年のシャルさんに。そして、告白された。
突然のことに驚いた。でも嬉しい言葉もあって、お礼を言おうと思ったんだけど彼女はいつの間にか背中を向けてすごいスピードで離れていってる。
「ま、まって!?」
飛び出すように逃げる彼女を必死に追いかける。そんな揺らめく彼女の炎を見て気づいた。
「キミだったんだね!ずっと僕の音を聴いてくれていたのは!」
あの日見た廊下に残っていた炎と同じ間隔で揺らめいていた。正体がわかっただけでも僕は嬉しかった。
「ずっとお礼を言いたかったんだ!でも、キミだけ言うだけ言って僕には何も言わせないのはちょっとずるいと思うな!!」
ビクッとシャルさんの体が震え動きが鈍ったのが見える。その先は行き止まりだ。
互いに息を切らし、落ち着くまでどれだけかかっただろうか。シャルさんは顔をなかなか合わせてくれず横並びで僕は思いを告げる。
「ずっと聴いてくれてありがとう。あんな音しか出せないのに音が好きって言ってくれてありがとう。」
「僕のことを好きって言ってくれてありがとう。僕は…キミのことを知りたい。キミのことを聞かせて。」
不自由な手をシャルさんに伸ばすと取ってくれた。
「音楽室にいこうか。一緒にピアノを弾こう。」
キミのことを知るならあの場所が一番だ。僕らを繋げるきっかけになったあの場所で、今なら出来る気がするんだ。
「難しいことじゃないよ。ただ、この1つを。ああその次はここを押して…じゃあ、始めようか。大丈夫、僕が合わせるから」
ーーーその日、音楽室からは哀しいメロディではなく明るく希望に満ちたメロディが響いていた。
★既知関係
レジェールさん【illust/98093696】
音楽家系の親戚。年に何回か親戚の集まりで顔を合わせたことがあり、この学校に入学したというのを知った時はとても驚いたようだ。
「レジェールくん、ここに来たんだね。先輩か~そう呼ばれるとなんだか恥ずかしいね」
「あはは、進化はいつかやってくるからね。…少しゆっくりめなのが羨ま……ん?なんでもないよ」
「ああこのブレザーは百貨店で見つけたんだ。オーダーメイド?ってやつかな。色々採寸したり、色を選んだりして楽しかったよ。僕が案内するから今度一緒に見に行こうか?」
「連弾は…ごめんね、今はやってないんだ。でも、弾き方なら教えることは出来るよ。レジェールくんがどんな演奏をするか見てみたいね。」◆申請について
種族・性別問わず相性重視でご縁があれば良いと思っております。
有り難くもメッセージをいただけた場合は即日〜3日以内にお返事させていただきます。
3日経っても返事が来なかった場合はお手数ですが再送お願いします。
交流は外部になると思いますがご希望がありましたらpixiv上でも大丈夫です。
【★2022/5/7追加】
☆友人など既知関係も募集しております!お気軽にご相談くださいませ。
外部アカウントTwitter【@10uri_s0usaku】
※擬人化も描きます苦手な方はご注意ください
2022-05-03 09:36:54 +0000