種族:しぇiみ(♂寄り)
学年:1年生
高さ:0.2m
一人称:おれ
二人称:あんた、呼び捨て、〜センパイ、センセ
生意気な性格のシェイミ。女の子と間違えられたり、かわいいと言われると怒る。陸上部所属で、自分が走る姿は学校一カッコいいと思っている。フォルムチェンジを意地でもしない理由は「飛んだら負けだから」だそうだが、実は高所恐怖症なだけである。
実は大のスイーツ好きで、お菓子屋さん巡りが趣味。
こちら【illust/97429574】の素敵企画様に2体目を参加させていただきます。不備等ありましたらご連絡ください。
■片想いの相手について
一目惚れした女の子がいるが、初めての恋愛感情にどうしたら良いかわからず、度々ちょっかいや悪戯をしている様子。放課後誰もいない時間に野花で作った小さな花束をこっそりその子のロッカーに入れているようです。
5/13追記:素敵なご縁に恵まれました!
ことりさん【illust/98034014】
(珍しい…おれと同族なんて!なんて綺麗な…………ハッ………な、なんだこの気持ち!?あっつい!なんだ?おれおかしくなっちまったのか?)
「(きょ、今日こそ話しかけるぞ…!)こ、こんちは!ことりセンパイ!なにしてるんすか!あ、おれは1年の咲花みおっていいます〜!やー!なんか珍しく同族のpkmnを見かけちゃって話しかけちゃったんすよね!へ、へへ…」
「ことりセンパーイ!今日は何してるんすか!昼寝?3年生って忙しいんじゃないんすか?暇なんすね!」
(綺麗な花だ…これを花束にしてあのセンパイに渡したら…………いやいやいやそんな勇気ねえって!………でも…………)
入学してしばらく立ったある日、たまたま廊下で見かけた素敵な先輩。この初めて感じた想いは…たぶん一目惚れって奴なんだと思う…。
恋なんてしたことないおれはどうしたらいいかわからず、ことりセンパイにちょっかいを出したりだる絡みをすることでしか関わることができない。こんなんじゃ、好きになってもらえるわけなんてないのに。
ある日たまたま綺麗な野花を見つけた。あまりにも綺麗なこの花を花束にしてセンパイに渡せたら…なんて思ったけどおれにはそんな勇気がなくて、でもどうしても渡したいから放課後、部活のあとに3年生の教室に誰もいないのを確認してセンパイのロッカーに花束をいれた。そんな日がしばらく続いた。…センパイはどう思ってるんだろうな…嫌がらせ?それとも喜んでもらえてる?
ある日、陸上部の練習に熱が入ってしまい、帰りが遅くなってしまった。外はもう暗い。急いで帰らないとなあ…母さんに怒られるかなあ…なんて思いながら歩いていると、道路の隅で小さな泣き声が聞こえる。子供か?そう思ってその小さな影に話しかける。女の子のようだが姿は真っ暗でよく見えなかった。夜道が怖くて泣いていたらしい。しょうがねえな…なんて思いながら自分の短い手を差し伸べた。大好きなセンパイにもこれぐらい素直に優しくできたらなあ…なんて思いながら。
文化祭が近づいてきたある日、後夜祭の噂を耳にした。それが本当ならどんなに幸せなことだろう。
まあ単なる噂だし!というかセンパイ可愛いから既に相手がいてもおかしくないよな!
なーんて思ってたけど……後夜祭が始まる直前、ひとりでいるセンパイを見つけてもう何も考えずにおれは走り出していた。
誰もいない教室のロッカーに入れるはずだった、小さな花束をもって。
「ことりセンパイ!!おれ、センパイのことがずっと……!」
2022-05-03 04:21:23 +0000