フエヤッコダイ(左) Forcipiger flavissimus
笛を吹いているような長い口を持ったチョウチョウウオの一種。チョウチョウウオの仲間は狭い隙間に隠れた小動物や細かい海藻類を食べやすいように口を長く発達させてきたそうですが、本種は飛びぬけてそれを進化させてきたと思われます。独特の体型かつどことなく醸し出す愛らしさから人気の魚だそうです。
ハタタテダイ(右) Heniochus acuminatus
白黒模様と黄色い尾部を持つチョウチョウウオの一種。最大の特徴は背鰭の4番目の棘が長く伸び,立派な旗を形成することです。いかにも熱帯魚らしい姿で、サンゴ礁や岩礁,時に港内にも生息しているようです。シンプルながらも鮮やかな体色と独特の姿から水族館の人気種となっています。
チョウチョウウオ類の中でも愛らしさから特にお気に入りの2種を描いてみました。両種には特に深い共生関係などは無いようですが、個人的に何となく2種セットで描いてみたくなるのです(笑)。
2022-04-29 05:58:13 +0000